見出し画像

『地球と太陽系の 螺旋運動』

前回に引き続いて、地球や太陽系が銀河内でどう動いているのか、もう少し見ていきます。

※以下2021.3.7(旧)M研究所レポート 第十回
 『地球と太陽系の螺旋運動』(より加筆・修正)


【 天の川銀河 】

僕たちの居る天の川銀河アルシオーネ銀河)は2000〜4000億の恒星が含まれる棒渦巻銀河です。
天の川とはあくまで地球からこの銀河を見た時に「川のごとく星がある」ゆえですから、他銀河では天の川銀河とは言わないでしょう。

アルシオーネ(Alcyone)とはプレアデス星団すばる)の中で最も明るい星「おうし座η(イータ)星」のを指します。
大きさで太陽の約10倍、明るさで約1000倍といわれています。

銀河では中心に近い方が歴史が古く、文明や技術レベルも高い場合が多いと聞いたことがあります。

現在定説となっている銀河の中心は「いて座A*」で、大きなブラックホールがあるとされていますが、(僕は詳しくないのですが)フォトンベルト説によるとこの銀河の中心はプレアデス星団だそうです。

もしそうならば、その中で最も強く輝く星(=送受信エネルギー値が高い)が銀河名となっていても不思議ではありませんね。
ホワイトホール(他宇宙からの出口)との関係もどうなっているのか知りたいものです。

ただし他星人的に「アルシオーネ」という言葉が「星の名前」を示すものなのかどうかは分りません。
例えば、大昔に地球に来た他星人が当時の地球人に、天の川で一際目立つ「すばる」を指さして「あそこがアルシオーネ(位置的、文化的にこの銀河の中心=核)だよ」とか言ったのかもしれませんしね(笑)

そもそも、NASA(アメリカ航空宇宙局)や ESA欧州宇宙機関も、日本の JAXA(宇宙航空研究開発機構)でも、はたまた有名なチャネラーであっても、どういった他星人と繋がっているか次第で利権や覇権が絡んで来ます。
そんな「彼ら」が宇宙や他星人について「正直に伝えてくれるはず」と鵜呑みにするのは危険です。
何事も話半分くらいでいるのが騙されないコツかもしれません(笑)


話が逸れましたが、太陽のような恒星にはそれぞれに数多くの惑星、準惑星、衛星、彗星などが付いていますから、この銀河に恒星が何千億とあるならば、星はその数十倍、つまり「兆」単位で存在することになります。

さらに最近ではこの宇宙には銀河が少なくとも2兆個はあると言われていますが、星って宇宙全体でどれほどあるのでしょうか(笑)

他星人や地球外文明を否定するには、確率論的に見ても無理がありますね。



【 太陽系と天の川銀河 】

天の川銀河はレンズ型の渦状になっていて、この太陽系は「オリオン腕」に属していると言われています。
地球の歴史にはオリオン星系の方も深く関わっているようですが、太陽系がオリオン腕にるならば納得ですね。

天の川銀河の腕(イメージ) 太陽系はオリオン腕にあるらしい

ですが、太陽系が天の川銀河の中央付近に移動しているのではないか?という天文ニュースも目にすることもあり、文字通り太陽系はオリオン腕をはずれて銀河内を変則的に移動しているのかもしれません。


銀河内で太陽系が移動しているという感覚は掴みにくく、さらに安定的な周回ではなく不規則な動きをしているとなれば、理解が難しいと思われますので、動画を参考に進めていこうと思います。



【 太陽と太陽系の動き 】

まずは、星は動いているという感覚を養うために、一般的な星の運行を表す動画から見ていきましょう。
(※今回も動画は全てお借りしております。感謝 m(_ _)m)

(参考動画:YouTubeより)
「太陽系シミュレータ (小惑星と準惑星)」(1:17)

この動画はいわゆる一般的な「固定された太陽を中心に回転する惑星の動き」のモデルになります。


天動説と地動説で争っていた数百年昔は、観測の結果もスケッチであろうし、何十年観測しても星の配置など変わらないように見えたことでしょう。

移動するのは惑星と衛星、彗星くらい。
動いて見え、人を惑わすから「惑星」と言うくらいですからね。

他は全て動かない。
ならば、この太陽系は宇宙の中で固定されているという感覚であっても不思議ではありません。

しかし近年では微細な変化も捉えることが出来るようになってきて、データの蓄積から、太陽は常に同じ場所に在るのではなく太陽系全体が銀河の中を、数億年かけてゆっくり移動しているというのが定説になっています。



(参考動画:YouTubeより)
「螺旋モデル ー 私たちの 太陽系 は渦です」(3:21)

この動画では惑星は太陽の周りを回転しながら進んでいます。
外から見て惑星は常に「螺旋運動」していることになります。


さらに、もしも太陽の移動が直線的では無かったらどうなのでしょうか?

(参考動画:YouTubeより)
「螺旋モデル - 私たちの 銀河 は渦です」(5:55)

大きくゆっくりと螺旋を描く太陽の周りを、惑星が公転しながら全体として銀河内を周っていく、といった動画ですが、太陽自体が螺旋状に銀河内を周っているならば、太陽系にある星々は螺旋に螺旋を加えた、かなり複雑な軌道を持つことになります。

※動画の中で太陽系全体は左螺旋回転していますが、回転方向が正しいかどうかの確認はしていません。今は「右左どちらでもいい」にしておきます。


動画内で太陽系は銀河内を約2.26億年(一般的に2~2.6億年とされる)かけてゆっくりと一周するとしていますが、当然ながら恒星や星団ごとに移動する速度もバラバラなので、太陽系が一周して戻って来ても他の星全てが同じ位置に戻っているわけではありません。

ネット上では今を「2億6千万年に一度の大イベント!」などと言う人もいますが、実際には何億年経っても「同じ配置」にならないのですから、毎日が一期一会と思いながら楽しむくらいで丁度よいのかもしれません。


僕の感覚では近年夜空の星の配置が大きく変わりましたが、もしかしたら地球や太陽は、この銀河や宇宙の大変わりに向けて、かつてないほどに大きく動き始めているのかもしれません!



【 螺旋の動きを自分で確認する 】

さて太陽系の理解しにくい螺旋の動きは、自分の体を使って体験することもできます。

例えば、右腕を肩の高さに上げて伸ばし、手のひらを右回りに円回転してみてください。
手は回転したままで前に歩きだせば、手のひらは回転から螺旋運動に変わります。

愛読書「拳児」より 中国拳法に見る宇宙のエネルギー応用論「螺旋の動き」

自分の目から見た手のひらは歩いていても一定距離からの観測なので「円運動」のままですが、他から(外から)相対的に見た手のひらは「螺旋運動」をしている、ということになります。

どの視点から見るのかで答えは変化します。
物事を俯瞰して見る多角的に見る、ということが大事なのです。


今回はここまで。
次回も宇宙に関してもう少し続けてみようと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?