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なかなか0時までに布団に入れない人の行動パターンと思考回路

はじめまして、ゆきひかりです。

知っていましたか?
睡眠にはすごいパワーがあるんです。

疲労回復、集中力の向上、健康的な生活習慣……

んなことは知っとるんじゃい!


本音「早く寝るべきなのはわかってる」

十分な睡眠を摂ること、さらに翌朝正しい時間に起きられること。
それを考えると「0時」という日付変更ラインが妥当になると思います。

しかし生活が乱れてくるとこの境界線を越えて、際限がなくなってしまいます。「0時」という最大のストッパーが無くなると、まさに長い夜のはじまりなのです。

私も、この0時の境界線を越えてしまった一人。
毎日罪悪感はあって、「今日こそ早く寝るんだ!」と意気込んでも気付いたらまた繰り返しているんですよね。

なんでだろう。と思いつつも具体的な反省をしないので、毎晩ギャンブルのように早寝ガチャを実施しては敗北しています。

このままでは立派な大人になれません。
直近1週間の行動を思い出しながら振り返ってみます。


私の夜更かし日記

7/19(火)

今日はついつい遅く起きてしまった。
遅く起きたときは何か面倒なことをするというルールを自分に課している。
「掃除でもするか……」

他にもあれこれやっていると、気付けばもう夜になっていた。
明日は学校に行く日だ。プレゼン資料を作らなくては。

20時に夜ご飯を食べてからは急いで資料作り。ほとんど出来上がっていたので、1時間程度仕上げをすれば完成だった。
「よーし終わり!そういえば今日は遅く起きたからゲーム控えてたんだ……。寝る前にちょっとだけ
私は1日1回はゲームをしないと気が済まない(ほぼ中毒)ので、友人を誘ってゲームを始めた。合言葉は「23時にはやめるわ~」

まもなく終わりの時間に差し掛かった頃、もう一人の友人がボイスチャットに乱入してきた。
「さっきバイト終わったんだけど、今からいい?」
私は喜んで
「やろうやろう!」

誰かとプレイするときは2時間遊ぶ、という謎の了解から私は追加で2時間プレイすることにした。
「お疲れ様ー、おやすみ~」

気付けば、時計の針は1時を指していた……。

おかしいな?

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7/20(水)

学校に行く日とあって、8時くらいには起床した。
非常に眠い。

「やっぱり早く寝ないとな……」

世間はもうすぐ夏休み。私の学校も同じく1学期末である。
今夜は打ち上げをやるらしい。あんまり気が進まないけど、参加することにした。

まったく下戸な私はひしめく喧騒を遠くで眺めながら、早めに帰宅することにした。
それでも遠出してしまったせいで、帰宅したのは23時である。
「疲れた。もう寝ようかな……」

その時、スマホの通知音が鳴る。
「バイト終わったんだけど、これからやらない?」
私は喜んで
「やろうやろう!」

気付けば、時計の針は2時を指していた。

なんで?

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7/21(木)

今日は病院に行く日。
記事にも書いたけど、親知らずの抜歯をした。

「今日は一日痛みとの戦いになるぞ……」

案の定、お口の中は血まみれ。
痛みはもちろん、とてもご飯を食べられるような状況ではなかった。

しかし、前日の夜更かしのせいで朝ごはんが遅くなり、昼を抜いたまま病院に行った私は、夜にとんでもない食欲に襲われた。
「仕方ない、ゆっくり何か食べよう」

20時くらいにご飯をぱくり。でも流動食じゃ腹が満たせない。
23時くらいに無理やりお菓子をぱくり。やっぱり出血した。

それでもお腹が満たなくて全然寝付けなかったので、飲み物だけを片手にだらだらとYoutubeを見ながら静まるのを待った。

やっと落ち着いた……そろそろ寝ようかな。

気付けば、時計の針は2時を指していた。

どうして?

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7/22(金)

この日は施術の翌日ということもあり、まったく予定を入れていない日だった。のんびり過ごした。

今日こそは、早く寝られるかもしれない。

20時頃から、私はシャワーを浴びるなど、就寝の準備を整えはじめた。
そしてゲームなどの脳に刺激的なことは避けて、落ち着いた単純作業をする。(睡眠について勉強をしたことがあるので、正しく寝る方法はちょっと知っているつもり……)

たしか、刺激が少ないという理由で私が大好きな「オモコロチャンネル」を視聴していた。
基本的に楽しむために見ているだけなので、考えに耽ることはないのだが……。なぜか刺激を受けてしまった。きっかけはわからない。でも私の思考回路は時にとんでもない感受性の爆発をする。
(今思えば動画というコンテンツは確実に刺激のかたまりであるのだが、完全に油断していた)

noteを書きたくなってしまった。
なりふり構ってられなかった。次々に言葉が溢れてくる。

気付けば、時計の針は1時を指していた。

まぁ、これは別に悪いことではない……

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7/23(土)

前日の興奮冷めやらぬまま、この日からはnoteに熱中した。
最初の記事は、気付いたら5時間くらい書いていた。ご飯もろくに口にしないで。

すると、知らぬ間にもう夜である。
そういう日は決まってこういうことになる。
「あれ、今日はゲームするの忘れてたな」

珍しく23時に切り上げて、寝る準備を整え始めたのだが、体が温まる前にゲームをやめてしまったのでいささか消化不良な感じだった。
0時前に布団に入るが、今日のプレイを反芻していると体がまだ火照っていることに気付く。

「今日は眠れないなぁ……」
眠くない状態で布団に入ってしまうと、ついつい考え事をしてしまう。
そうなると、軽く1時間は眠れない。その時間が結構つらい。
私は正直、無理眠ろうとする行為が大の苦手である。

なんとか眠れたころには1時半を回っていた。(1時半になると決まって遠くから鐘の音が聞こえるのだ)

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7/24(日)

今日も特に予定はなく、また良い感じで23時くらいには寝る準備ができていた。でも今日は、まだあんまり眠たくない。

そもそも、元気なのに寝るのはもったいない気がする。

私は有り余るエネルギーをなぜかtwitterと雀魂にぶつける。
まったく生産性がない。

それでは飽き足らず、またyoutubeを起動して眠くなるのを待ってみる。
全然眠くならない。
でも、なんとなく音声が途切れるのが嫌で、何かしらの音を聞いていたくなる。布団に入ってみるが、テレビの電源をなかなか切ることができない。

また、気付けば1時になっていた。

いつの間に。

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7/25(月)

久々に正しい睡眠習慣について考えることにした。
やっぱり、静かに単純作業をするのが一番良い。

23時に睡眠準備を整えても遅いので、20時くらいには準備万端にしておいた。
「今日は寝るぞ~」

私の場合、もっとも休まる時間は「絵を描くこと」である。寝るまでイラストの続きでも描こう……そうして時間はあっという間に0時に差し掛かっていた。

「あっ、もうこんな時間だ。でも絵を描くのは良いことだからもう少しやろうかな……」

余談になるが、私にとって絵を描くことはちょっと特別な意味があって、「大好きで一番大切にしたかった趣味なのにもかかわらず、長い間取り掛かれなかった」という過去がある。だから絵を描けている時間、楽しめている時間がものすごく貴重なのだ…。

私は「絵を描く間だけは、時間に縛られない」という謎ルールを定めているため、当然0時を回ったところでそれは覆されない。

気付けば、時計の針は3時を指していた。

あっ……

* * *

いかがでしょうか。
これが眠れない人の実情です。具体的に振り返ってみると、あまりにもひどくて面白かったです。

一度たりとも0時に眠れそうな気配がありませんでしたね。


眠れない原因

①友達との時間を大事にする

こういう人は多いのではないかと思います。
一人では深夜まで延々とゲームはしないけど、友達と一緒だとついつい。
通話やラインで話していても、似たような現象が起こりますね。

特に大学生に多いと思うのですが、相手の生活リズムが完全に狂っていたりします。
朝の6時に就寝するなんて人はざらにいて、「自分は寝る前にちょっとだけ」と思っても、相手は無限に時間があるので「まだまだやれるな」という雰囲気を出されて付き合ってしまい、0時を過ぎてもだらだらと。

それはとても楽しいし、忙しくなればそういった機会も無くなるので存分に遊ぶべきだとは思います。
でも毎日のようにリズムが乱れたり、断れず義務的に遊んでるなと感じたときは、しっかり自分の意志を問うべきでしょう。(私は楽しいので、今だけはいいかな……と思いつつ。)

②もったいない病

夜更かしに慣れてくると「夜の時間がまだ余っている」と感じやすくなってきます。体力も少し残っています。

特にまじめな人は注意なのですが
「今日はあまり充実していなかった。夜の残り時間で挽回しなければ!」
という思考に陥ると、夜に脳が活発になってしまい、眠れないことでさらに夜更かしが加速します。
そして朝は起きられず罪悪感、また夜に取り返す。という悪循環に。

時間を「睡眠/覚醒サイクル」の1日単位で考えると、プラマイゼロにするために短絡的な夜更かしをしてしまうのですが、長期的な視野で見ると一度だけループを断ち切って早起きにすればすべて解決するんです。

まあ、できれば苦労しないって話ですけどね……。

やはり人生はうまく行かないもので、突発的なイベントのせいで簡単に生活習慣というのは壊れます。
時にこの「負の連鎖」を思い出して、その都度直していければ良いですね。


③眠れない布団の中

よくベッドで考え事をすると、「ベッド=考える場所」だと脳が認識してしまうので良くないと言ったりします。

健康的な人の平均入眠時間は10分程度です。
それ以上長くなってしまうと、ベッドの使い方を間違えているかもしれません……。

頑張り屋さんは注意なのですが
「ベッドに入ってから色々な睡眠法を試すことで頑張って眠る」
という方法はちょっと違うと思います。

「ひつじを数える」を筆頭にした「考えないようにして眠る方法」
「ストレッチ」などの「脱力によって眠る方法」など。

これらは「準備が整った人が眠りやすくなる方法」であって「睡眠特効薬」的な効果はあんまり無いんです。

私もグーグルに落ちている方法のほとんど、例えば「自己催眠」とかもたくさん実践しましたが、全部見事に失敗しました。
結局脳が元気なので、気付くと考え事をしてしまったり、手法を意識しすぎて焦ってしまったりします。

なので眠れなくて悩んでいる人の正解は、ベッドの外で眠気を作ることです。詳しい方法は睡眠に関する本などを読んでいただければ良いのですが、私の場合は
入浴(シャワーでも可)→消灯(カーテンを開けて月灯りだけ)→30分後には眠気が来る(来なくてもベッドに入れば寝やすくなってる)
でした。

個人差があるので色々な方法を試してください。
でも、やりたいことがたくさんある現代で「暗い部屋で30分物思いにふける」というのはなかなか難しく、ついついサボって「睡眠ガチャ」に賭けてしまうんですよね。

いつか、本当に効果があるのか実証レポートを作るため頑張ってみたいと思います。

ちなみにおすすめの睡眠本です。ご査収ください。


④3食リズムの乱れ

食生活って、意外と睡眠習慣に深くかかわっている気がします。

まず、寝る前に何か食べてしまうと胃もたれするんですよね。(個人差あり)
そうすると、目覚めが悪くなって睡眠の質が悪くなってしまいます。
するとパフォーマンスが落ちて、夜の時間で挽回しようとする可能性ができてますね。(もったいない病)

そうなると、例えば22時くらいに夜ご飯を食べてしまった場合、0時までに寝るのは大変困難になります。
何が悪いかって、22時までお腹が空かなかったのが悪いので、つまり昼ご飯の量または時間が良くなかったということになります。

なぜ昼ご飯の時間や量がばらつくのかと言えば、朝ご飯のせいでもあります。

朝食べない、昼食べ過ぎる→夜遅くなる。
朝遅い、昼遅くなる→夜遅くなる
朝食べる、でも昼少ない=間食する→夜遅くなる

実は、だいたい昼ご飯のあたりで夜眠れるか決まってたりします。(個人的な感想)

意識すればまったく問題ない部分ですが、食欲に正直に生きている場合は自然に夜更かしに誘導されている可能性があります。昼ご飯の調節について意識をめぐらせると意外と良い結果ができるかもしれませんね。


まとめ

実際に自分が眠れない理由をリストアップしてみると、意外と様々な要因があったことに気付きました。

単に「意志が弱い!」で片づけてしまえるほど簡単ではない問題で、ついつい無意識でやっている夜更かし習慣がたくさんあるんですね。
自分の行動や理由を言葉にしてみると、解決に一歩近づけるかもしれません。

私もこの記事を書いた手前、もう一度健康的な生活について考えてみたいと思いました……。


明日は朝焼けを見るんだーーー!



最後までお読みいただきありがとうございました。

今日はここまで。

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