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【エッセイ】「ごきげんよう」といってみよう

ごきげんよう〜、ごきげんよう〜、ごきげんよう〜

朝のウォーキングコースでよく通る
靖国神社の裏通りの白百合小学校前。
警備員のおじさんが、登校門の前にたち挨拶を繰り返す。

上品な帽子と制服で、お母さんと手を繋いで登校する小学生たち
お母さんたちも不思議とお揃いの品の良い紺のスーツやワンピース

警備員のおじさんは穏やかな口調で挨拶を繰り返す。

ごきげんよう〜、ごきげんよう〜、ごきげんよう〜

ごきげんよう〜、ごきげんよう〜、ごきげんよう〜


「ごきげんよう」という挨拶。
自分では使ったことないな、とふと思った。

昔、そんなテレビ番組もあったよな〜、サイコロ振るやつw
もともと貴族的な人たちが使う上品な挨拶言葉だから
普段使うことはないし、初めてリアルに聞いたかも・・・
でもあらためて「ご機嫌よう」という挨拶を聞いてみると
「お元気ですか?」というニュアンスがあるいい挨拶かも

そんなことを考えながら
声に出して「ごきげんよう」と呟いてみた。
なんか上品になったようで悪くない(笑)


今は夏休みで小学生たちも警備員のおじさんもいないけど
「ごきげんよう」の声が元気に聞こえる日が待ち遠しい気がした。


あ、私も明日から夏休みだな。


おしまい


©️Mahalopine

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