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検温された時、何度だったか気になる話🌡

最近は当たり前になった検温ですが、なんとなく納得がいかないことがあります。ちょっと細かい話かもですが・・・

なんで、「検温失礼します。ぴっ」とか、人の体温を測っておいて何度だったのか教えてくれないことの方が圧倒的に多いんやろ・・・(教えて欲しいw)

だいたい、37.5度でしたっけ・・・そこが閾値だったとして、自分ではそれくらいの微熱があれば自覚もあるから大丈夫だと思ってはいるものの、検温をされると少し「大丈夫かな?」と思ってしまうものです。
それであまりに意識しすぎると、顔が高揚して体温が上がっているような気もします。受付で綺麗な女性におでこにピッとされると、体温があがっているかもしれません(笑)

検温してるのに、何度だったか教えるのがマナーじゃないのかな?

自分は平熱が36度ちょいなので、37度も熱があると結構ガッツリわかる方です。ですので検温されても大丈夫なことはわかっているつもりでしたが、何度だったのかが知りたい!😅
「大丈夫です。どうぞ!」となるのはいいのですが、毎朝測っているわけではないので、一方的に自分の体温が検温されて(記録こそされないものの)いることは、自分のプライバシー情報が搾取されているような気がして嫌なものです。

何度か、冗談っぽく「大丈夫かなぁ〜。何度でした?」と聞いたことはありますが、人が検温器でピッと測るときは何度かまでは教えてくれないのが普通かと思います。
この辺の、ビジネスマナーとかどうなってんでしょうね。これからなのかも知れませんが、「○○度だったので大丈夫です。検温ご協力いただき、ありがとうございました。」と伝えるのがマナーなような気もします。

「皮下監視」の時代の怖いこと

ユヴァリさんの本の皮下監視の話を思い出しました。
皮下監視・・・。今の時代、顔認証やら検温やら、今後はウェアラブル のApple Watchなど自分の生体情報が一方的に搾取される時代がすぐそこにきているのかも知れません。
それが恐ろしいと思うことは、ひとつは自分で意識してもどうしようもごまかせないこと。もう一つは、自分がその情報を知らない場合、監視側の方が自分自身よりも自分を知ることになりかねません。本当に怖いことですね。

今回でいうと検温された体温は、検温計を見せてもらったり、教えて貰わないと自分は知らない訳です。毎日自動で測定するようなゲートがあって、顔認証と連携して保存されていたりすると、プライバシーも何もなく、そのデータは自分が知らない"内面の自分"のデータになっていくんでしょう。

日本人の平均体温って36.89度なの???

私は平熱が36度ちょいと書きましたが、これこそ人によって違うのかと。
性別・場所・時間・体調・年齢・食前食後などなど、全然違うと思うのですが、実際に平均体温って何度なのでしょう?


調べて見ると、古いデータしかないような記事がありました。

1957年に東京大学で3,000人以上を対象にして行われた平均36.89°Cという報告。もう一つは1993年に湘南短期大学で827人を対象として行われた平均36.67°Cというものです。いずれもやや古い報告ですがおおむね36°C台後半が平熱と考えて良いでしょう。

結構アバウトなのですね。意外にも高いことにびっくり。しかもデータが古くて少ないことに驚きました。30年近くも何もないとは、食べるものや地球温暖化などなど環境が変わっているので、現代はどのように推移してるのか興味深いです。
仮に現代も平均でこの数値だと、平熱が高い人も結構いることになります。
そうなると、そもそも37.5度を閾値にされた検温は、平熱が37度あたりの人にとっては毎日ヒヤヒヤなんでしょうね。

やはり、検温したときは熱が何度出会ったのか、本人に伝える義務というかルールを作ってもらいたいものです。一方的に皮下情報・生体情報が搾取されることは気分が悪いだけでなく、自分のことを他人(コンピュータ)の方がわかる時代が来てしまうことが怖いですね。


©️Mahalopine

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