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【エッセイ】想いの感染

ひとが集団になって
何かに一生懸命取り組む。
仕事はそれの連続で──
各自がタスクを積み上げて
アウトプットとなる成果物を造り出すこと。

いろいろな年齢や性別、
価値観の異なるひとが集まった方がいい、
議論する時は建設的な批判も大切で
そのなかで──、
アウトプットはブラッシュアップされてゆく。

試行錯誤の連続。
ロジックや過去の経験、
成功例や失敗例からの学び。
意見する時の伝え方、
コミュニケーションからのストロークで
湧き出る感情──。


しっかり休むことも重要、
ワーカホリックになると──
頭から仕事のことが離れなくなったり、
コンディションも悪くなり心も荒んでくる。



想いの感染。
何かに取り組むときに想いがないと、
機械的な作業の連続になって
ひとりでも想いがない人がいるだけで、
みんなでタスクを積み上げで作った
アウトプットは無味乾燥なものになる。

想いは感染し、群衆心理は染まり──
一気に悪い方向に進み出す。



アウトプットに想いを乗せること。
リーダーがポジティブな想いを発信して
チームを引っ張ることで
その想いが伝わってゆく。
悪い空気は浄化され、
少しずつアウトプットの成果物に
想いが宿りはじめる。


リーダーになるひとはエネルギーをつかう。
悪い想いほど少ないエネルギーで早く感染する
ポジティブな想いを感染させることは、
たくさんのエネルギーと時間がかかる──。

見せかけだけの表面的なリーダー、
悪い想いのリーダーシップに
落ちぶれないようにしないとな──。

アウトプットになった成果物を見れば
一目瞭然、想いがあるかないか──
子どもがみたって分かるものだから。



©️2023 Mahalopine



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