見出し画像

【エッセイ】純粋な心

朝早く目が覚めた
さっきまで夢の中にいた自分から
いま生きている世界にもどり
もう少し眠ろうか、と思いながら
意識が目覚めてきたから
そっと起きて動きだす。

窓を開けてベランダに出てみると
昨日の雨はあがって
少し涼しい風が吹いている

今日はお休みをもらっているから
少し仕事のアポイントが気になって
PCのメールで何通か返信を書きながら
少し早い時間だけれど送信してみる

日々の繁雑な気持ちが少し落ち着いて
新しい一日をはじめる心の準備をする。

昨日あった出来事。
一緒に働いていた方が会社を辞めて、
新しい仕事にチャレンジすること。
氏子神社の総代会で若い息子さんが、
宮司を継ぐために働きだすこと。

歳を重ねてくると
がむしゃらに生きていたときと違って
ふとした瞬間にいろいろ考えてしまうものだなぁと




心を無にして
純粋にいまを内省すると───
社会でいろんな役割はあるけれど
かけがえのない家族に支えられて
自分も生きている
なんのために行動するのか
つまるところ、家族のためなんだと感じた。

今日は家族の誕生日。
準備していたプレゼントを押入れから
そっと出してきてテーブルに置いてみた───


たくさんの感謝の気持ちを添えて
今日はどれだけ伝えられるかわからないけれど
純粋な心でお祝いをしたいなと思う。


誕生日おめでとう
今日が良い日になりますように───



©2024 Mahalopine 


記事執筆のための、いろいろな本の購入費用として活用させていただきます!