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【エッセイ】オリンピック宴の終わりに

台風10号も過ぎ、晴れ間も見えて蒸し暑い中、ウォーキングに出かける。

神楽坂の辺りも人通りはまばら。
フルーツ屋さんを見つけて、一切れ400円もするフルーツサンドを購入した。

自宅に帰宅して、夕食の準備。
オリンピックのハイライトをチェックしながら、焼酎ハイボールで一杯やりだす。


8月8日夜8時からのオリンピック閉会式。
サクッと飯をたべて、さっき買った取っておきのフルーツサンドを頬張りながら鑑賞する。

「なんか、思ったよりはやく終わっちゃっよな〜」

正直、あと一週間くらいあっても良さそうな気もしたけれど、17日間はあっという間に過ぎ去った。

毎回感じることだけれど、若い選手の活躍は目覚しい。
まだ“緊張する”意味すらわからないくらい集中力のある年頃。「本番に強い」を目のあたりに見せてくれる。
スケボー、柔道、バスケ、空手、卓球、レスリング、野球などなどメダルも過去最高。

最後のマラソン競技では一転、大迫選手がベテランの凄みを見せてくれた。
自分に「100点満点」を付けたのは、多分最初で最後なんだろう。
若い世代への良い刺激になる最高のバトンタッチだと感動した。

そんな事を考えながら、閉会式を観ていた。
宝塚やスカパラ、DJなどで盛り上げようとしている感は伝わってはきたけれど、広いスタジアムにバラバラ感は、少し期待はずれな感じ。

でもそのくらいの方が、いいのかなぁ。

オリンピックはショーではなくて、あくまでも選手が主役、その人間のドラマに感動させて貰える機会だから。

8月24日からはパラリンピックもはじまる。
世界の人達の熱いドラマを楽しみに応援したいな。


©️Mahalopine


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