見出し画像

「箸休め」の正しい使い方🥢

「はしやすめ」という言葉。皆さんも会話の中で聞いたり、使ったりしたことがあるのではないでしょうか?

もともとは日本料理など和食の中で、次の料理の味を引き立てるために出される小鉢などの料理のことをさしますが、そこから転用して、会話の中では「箸休め的に・・・」というように例えて使ったりしますよね。

はしやすめ 【箸休め】
食事の間に,味や気分を変えるためにつまむ,ちょっとしたおかずや珍味など。

ちょっとしたオカズを、箸を置いて手で食べるのか、という意味ではなくて、味を変えたり、気分転換したりできるものに、例えて使うのが正解です。


私だけかもしれませんが、たまに雰囲気で「箸休め的」を適当に間違って使ってしまうことがあります。
間違った用例として、自戒と反省をこめて書いておきます。


「箸休め」を「箸置き」っぽく使ってしまうこと。

「ちょっと資料つくるの疲れたから、箸休めにするわ〜〜〜」
思いっきり箸置き的に、休憩するわーという意味(勝手に自己解釈)


思いっきり休憩するとき・・。

「あーーつかれた。そろそろ箸休め的に休憩するか!」
もう何が箸休めか不明な状態。


プレゼン中に格好をつけすぎてイタイ感じなパターン。

「本日は貴重なお時間を頂戴し、ありがとうございます!最初に箸休め的な話で恐縮ですが・・・」
最初から箸休めのオンパレード、恐縮までしながらいう話でもないww


日本特有の「箸休め」控えめで心遣いのあるいい言葉ですね。
トークで使う時は、”話や気分を変える小話”的なときに、さりげなくつかうようにしていきたいものですね。

ではでは。



©️Mahalopine

この記事が参加している募集

記事執筆のための、いろいろな本の購入費用として活用させていただきます!