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エッセイ・詩など

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たまにぽかんと浮かんだ思いや言葉をエッセイ・詩にしています。 できるだけ、シンプルに伝わりやすい文章を目指して。
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2022年5月の記事一覧

免許の更新

先日、会社を午前休みをとって少し早めに免許の更新に出かけました。 1年前に引っ越してから初めての免許更新。 一番近い運転免許センターを調べると、神田運転免許センターで8時30分からやってる模様、徒歩50分とでたのでお散歩がてらおでかけしました。 私にとって免許更新は、一大重要イベント。 実は過去に免許更新を忘れて免許を失効してしまったというヤラカシをした経験があります。 過去の失態。まさかの免許更新忘れ…… 今から4〜5年ほど前のことですが、当時出たばかりのマイナンバー

【エッセイ】新しい歯ブラシ

今朝、歯みがきをしたとき、ふと気がついた。 シャッシャッシャ ん?!この口の中に入れた感触……新しい歯ブラシにかわってる! ──ちょっと嬉しい瞬間。 貧乏性の僕は、歯ブラシが古くなっても「まだ使えるかな〜」と放置してしまうことがほとんど。一人暮らしの時は、だんだん面倒臭くなってきてそのまま半年とか使っていることもあった。 結婚してからの共同生活。 新しい歯ブラシに切り替える仕事は、なんとなく相方の仕事になった。 僕はストックする歯ブラシを買っておくだけ。歯ブラシは昔は

【詩】いま

いつまでも そばにいて いつのひか おもうとき いまここに あることを まっすぐに すすみたい まどろいを うちけして またいつか くるひまで 何気ない日々の移ろい 生命の営みを思えば 止まることのない時間がある 感じられる時間 限りあることを思えば 優しさや慈しみが溢れる 終わりと始まりの中で微睡む 終わりを意識すると いますぐ始めることの価値を感じる 心の中を覗けば 何もない虚構の世界があった

空を見上げて

地上で歩く人々 資本主義経済の活動の中 空を見上げると大型ヘリコプターが何かを目的に飛んでいる 国の防衛のための活動なのか、政府の要人が載っているのか 人々の思想や思いは、雑踏の中で揉み消され、ビジネスという現実のゲームの中に消える 地上と空は分断され まるで異なった世界が同じ空間に存在する フィジカルな世界とバーチャルな世界 人間の想いはひとつなはずなのに まるで違って見えるのは何故だろう。

自然のテクノロジー

僕は最近になって気づいた。 地球の自然が、どんなコンピューターのテクノロジーよりも複雑で精巧で美しいものだということ。当たり前のことなのかもしれないけれどあらためて感じたことだった。 僕は社会人になってから仕事がIT業界だったこともあり、テクノロジーといえば、コンピュータやITのことしか考えられなかった。 人間が作り出したテクノロジーやイノベーションは、狩猟民族時代の火を扱うことから始まって、石器などの道具を作ることになる。 産業革命以降は、石炭や石油などの化石燃料を消