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【文字起こし】2023.8.18 大石が深掘り解説:9月からの新型コロナワクチン接種、赤ちゃんから高齢者まで接種する理由は? 厚労省の資料をひも解きます。


文字起こしにあたって

新型コロナワクチンの健康被害は、
過去45年間全てのワクチン被害認定件数を超える。(※)
それでも国は、接種事業を進める。
その状況を真摯に報道されるCBC大石さんには、感謝しかない。

効果は、期待される「想定」。
薬害は、すでに起こった「事実」。

天秤にかけるまでもない。厚労省自ら正解を言ってる。
もう、答えは出てる。

※ 参照ニュース


動画(YouTube)


全文

今回も、出所のはっきりとしているデータと私の取材を交えて、真摯にお伝えする大石解説です。


0:06 接種推奨の理由(想定される効果)

2023年9月20日以降、生後6ヶ月以上の全ての方を対象にしたワクチン接種が始まります。生後6か月以上ということは、赤ちゃん、保育幼稚園児、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、高齢者の方、みんな対象ということなんですね。

厚生労働省がこんな資料を出しました。

9月20日以降、希望する全ての方を対象にXBB対応ワクチンの接種が始まります。ここを見てください→「特例臨時接種」。2類相当から5類になってもこれは続いていて、自己負担はありません。

今回はこちら→「令和5年秋開始接種」です。「初回接種1回目、2回目接種を終了したすべての方が対象です」ということです。1回目、2回目のワクチン接種率はおよそ80%。人口にすると1億人近くの方が接種しました。

ただ、接種していない方もいらっしゃいます。そういった方はここ見てください→「初回接種がまだの方はXBB対応ワクチンでの初回接種を受けてください」。今回の接種を初回にしてください、ということなんですね。

実は令和5年春季接種は5月8日以降に始まってました高齢者の方、基礎疾患のある方が対象だったんですけども、この方々もここ(令和5年秋)で受けてください、1回目、2回目で1セットという考え方なんでしょうか。


なぜワクチン接種を今進めるのかと言いますと、こういうことを国は言っています。

これまで3年間、年末年始に新型コロナは流行しています。なのでそれに備えて9月20日以降打ってください、ということなんですね。

これ(■グラフ:日本国内の新規感染者数)を見てみますと、過去3年間の新規陽性者数、流行の状況が見て取れます。2020年から21年にかけての年末年始、ここを拡大したものがこちらです。やはり年末年始増えているのがわかります。2021年から22年にかけて、ここを拡大したのがこちらです。この時は年末はさほどでもなかったんですが、年始から増え始めているのがわかります。そして2022年から2023年にかけては年末から増え始めて、年始にまでかかっているということになります。

感染症学の専門家を取材しました。するとですね、やはりこの流行ってのは年に3回あるんだそうです。春休みからゴールデンウィークにかけて、夏休み中、そしてこの年末年始ということなんですね。特にこの年末年始というのは帰省だったりとか旅行だったりとか、社会的な大きな動きがあると。そこで流行が拡大してしまっている、そんな経緯があるというふうに説明していました。国は、だからワクチンを9月20日以降に打ってください、これに備えてください、と言ってるわけですね。

もう一つ説明しています。「令和5年秋以降、重症化リスクの高い高齢者にはXBB対応ワクチンの接種をおすすめします」。なぜXBB対応のワクチンなのか。

まずここ見てもらいましょうか→「■グラフ:日本における新型コロナウイルス変異株の変遷(イメージ)」。武漢型、従来型からですね、アルファ、デルタと変遷してきましたね。変異してきました。そしてオミクロン株が1年半以上にわたってずっと流行し続けているんですが、そのオミクロン株も変異しているというのは、こちらの図になるんですね→「■グラフ:オミクロン株の亜系統の移り変わり」。オミクロン株の亜系統、つまり株分類で遺伝子配列が異なっているもの、BA5がずっと去年2022年の夏ぐらいから幅を利かせていました。BA5、でもだんだん少なくなってきて、今はXBBが幅をきかせてますよ。だからXBB対応のワクチンを接種してください、というふうに国は説明しているわけなんですね。


でもね、先ほど申し上げた通り、春開始接種でワクチン接種をしている高齢者や基礎疾患がある方がいらっしゃいますが、皆さんはどんなワクチン打ってるかというと、オミクロン株対応の二価ワクチン、BA4、BA5対応のワクチンを打っているんですけども、今流行しているXBBにも効果あるんですかというふうな質問に対しては、オミクロン株XBB系統株の感染による重症化も予防します、というふうに言っているんですね。つまり、オミクロン株対応の二価ワクチンだけどもXBBにも効果ありますよ、ということをここで言ってるわけです。でもXBB対応のワクチンができましたから、そっちに切り替えていきましょう、というのが今回の話なんですね。


これまで、国はファイザー2000万回分、そしてモデルナ500万回分、合わせて2500万回分のXBB対応のワクチンの購入を決めています。そして、足りなくなったら必要に応じて追加購入する、ということなんですね。そのXBB対応のワクチンなんですけども、じゃあ効果があるのかどうかというのがこの資料です。厚労省の資料になります。

こちらに「XBBに対する中和抗体価の上昇」と書いてありますけども、この中和抗体というのは血液中に含まれる抗体量で、ある一定量以上あれば重症化予防などが期待できる、というものです。先ほどご紹介した二価ワクチンよりも、XBBの方がおよそ4倍高い数値が出ているということなんですね。なので、重症化予防効果はもとより発症予防効果の向上が期待されると考えられている、と結んでいます。ただやっぱちょっと気になるのは、ちょっとというか本当に気になるのは、ここですね。「(マウス)」、マウスを用いた試験。これは人間ではなくてマウスでのあくまでも結果ということになります。


7:00 接種のリスク(薬害の実態)

効果もお伝えしましたけども、ではリスクはどうかということです。総接種回数はこれまで4億655万回を超えています。そして、副反応の疑い報告が、3万6000件を超えています実際はもっとあるだろうと言われています。接種後の死亡を疑い報告、これまで2076件なんですね。これがリスク。こういったリスクもありますよ、ということはぜひ頭に入れておいて欲しい、と思います。(※)

そしてこのワクチン接種をする動機なんですけども、例えば重症化予防、発症予防感染予防、これを期待するのかどうかとか、タダだからとか、みんなが打ってるからとか、色々あると思いますけども、重症化予防と言ってもオミクロン株はそこまで重症化しないというデータも出てますよね。

一方で、感染してコロナの後遺症になってしまうと、ずっと喉が痛いとか辛い思いをされてる方もいらっしゃいます。ただ、ワクチンがそれを軽減するかどうかまでは分かっておりません

その他、タダと言っても、いずれ我々が負担するものでもあります。

周りが打ってるからといってもですね、今回は高齢者基礎疾患のある方を除けば努力義務はついておりません。今回努力義務はついておりません。もともと任意ですから、あなた自身が判断して決めることなんですね。

打つか打たないか、なぜ打つのか。なぜ打たないのか、まだ時間ありますので皆さんぜひ突き詰めて考えてほしいと思います。

※ 参照対談


8:50 大石解説について

さて、大石解説はですねYouTubeだけではありません。ラジオでもやっています。CBCラジオ「大石邦彦のNOW ON SHARE!」、ポッドキャストでもやってますので、ぜひ聴いてください。そしてTwitterXでも、私の取材メモ、取材報告を上げています。そちらの方もぜひシェアしていただければと思います。お願いします。

今回もご覧いただきまして本当にありがとうございます。もう多くの方はですね、チャンネル登録していただいていると思うんですけども、もしまだという方がいらっしゃればですね、ぜひこの機会にチャンネル登録、お願いします。今でも結構です。

「大石邦彦のNOW ON SHARE! 」
Twitter(X):@Nowonshare_cbc


文字起こしを終えて

聴きたくなった曲は・・・

Young Man (Y.M.C.A.)/ASKA

“ もう悩むことはないんだから ”
“ 憂鬱など吹き飛ばして君も元気出せよ ”

みんな元気でいてほしい。
しんどい人は少しでも楽になってほしい。

以上



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