Yukiharu Matsuo / 松尾幸治
きっとそれは、楽しい未来

きっとそれは、楽しい未来

Yukiharu Matsuo / 松尾幸治

本日、8億円の資金調達を発表させていただきました。

(「動く!」と話題のリリースもぜひ御覧ください!)

さて、僕たちの会社「RICHKA(リチカ)」は、主に動画広告を自動生成できるクラウドサービスを展開しています。

ただ、別に「動画の会社になりたい」と思っているわけではありません。

そうではなくて、人々が抱えている「伝わらない!」という悩みをテクノロジーの力を使って解決し、コミュニケーションをもっともっと豊かにしたいと考えているのです。

このnoteでは、

僕たちどんな会社を目指しているのか? どんな未来を実現しようとしているのか?

そこをあらためてお伝えできたらなと思います。

メディアが増えすぎて、逆に「伝わらない」

伝えたいけど、伝わらないーー。

この悩みを解決するため、人類は「メディア」を発展させてきました。

インターネットが登場して以降は、さまざまなSNSも普及し、多くの人が「伝えるツール」を手にしました。

しかし一方で、困ったことも起きます。

それはメディアが増えすぎて、逆に複雑になってしまったということです。うまく伝えることが目的なのに、メディアが増えすぎたことで、むしろごちゃごちゃしてしまった。

「伝えたい」という思いから膨張してきたメディアによって、逆に「伝わらない」時代が訪れているのです。

「伝わらない」は、当然ながらビジネスの場面でも起きています。

「ぜひうちの会社に入ってください!」「こんなサービスを始めました!」と伝えようとしても、うまくいかない。採用の場面でも、広告や販売促進の場面でも、会社が情報発信をするときに「ミスマッチ」が起きている。

たしかにSNSなどの「伝えるツール」は手にしているのですが、あまりに情報が多くて埋もれてしまうのです。

メディア側の状況は日々進化し、多様化しています。

3G、4G、5Gと通信の技術が上がっていき、テキストや画像だけでなく、音声や動画も飛び交うようになりました。それに伴って、デバイスもどんどん変わってきました。AIの実用化で、たとえば同じツイッターの画面でもAさん、Bさん、Cさんとで見せる景色を変えることもできるようになっています。

メディア側は良く言えば「進化」、悪く言えば「複雑」になっている。それなのに、会社側はそれに合わせて効果的なことができていない。そこの格差をなんとかしたい。

僕たちはそう思っていいます。

「マスに届ける」ができなくなった

少し前まではテレビや新聞などを使って、いわゆる「マス」に届けることができれば、ある程度問題は解決していました。

「20代の女性に広めたい」「40代の働く男性に届けたい」と設定して、あとはそれに合ったメディアで情報を流せばある程度は目的を達成できていたのです。

「ペルソナ」というマーケティング用語があります。

商品やサービスを利用する「典型的なユーザー」をイメージするためにつくられた「仮想的な人物像」のことです。

ただ、これだけ価値観やライフスタイルが多様化した時代において、「ペルソナ」がどこまで有効なのか? そこは疑問です。

「世田谷区の40代男性。妻と子ども2人の4人家族です」と言っても、趣味も違えば、休日の過ごし方もぜんぜん違います。そこにラベリングすることに、どこまで意味があるのか?

ひとびとの価値観やライフスタイルが多様化し、メディアが複雑化したこれからの世界では、ペルソナを設定して画一的に広める方法は通用しません。もっと一人ひとりのことをきちんと理解して伝える「新しいやり方」が必要だと考えているのです。

クリエイティブの力で「伝える」を実現する

「伝える」がうまく実現すると、世界がハッピーになると信じてます。

「優秀な人」と「世の中をよくしようとしている会社」が出会えれば、その人にとっても、会社にとっても、世界にとってもハッピーです。

「困っている人」と「それを解決する商品」が出会えれば、その人はうれしいし、商品も売れるし、みんながハッピーになります。

たかが「伝える」という機能ですが、出会うべきヒトやモノ、コトどうしが出会えることで世界がハッピーになると思うのです。

ではこの複雑な世界で、どうやって「伝える」を実現するのかーー。

ぼくらがやりたいのは、会社とメディアのあいだに入らせてもらって、「伝える」を実現するということです。

……とはいえ、「ハック」を広めたいわけではありません。

今は「ハックの仕方」を知っていれば、そのメディアにおいては有効です。「いいねを増やすにはこうすればいい」といったハックを知っていれば、ツイッター上なら届く。インスタのハックのやり方を知っていれば、インスタでは届く。

でも、これは小手先のテクニックであって、本質ではないと思ってます。

僕たちは、広い意味での「クリエイティブ」が必要だと考えます。メディアをハックするのではなく、メディアに乗っける「クリエイティブ」を磨く。それが「伝える」を実現するうえで大切だと考えているのです。

たとえば、この「note」というメディアであれば、感情を揺さぶるようなテキストがないと届きにくいでしょう。「YouTube」というメディアであれば、一回見れば理解できるような動画がないと届きにくい。

必要なのは、そこの「クリエイティブ」だと考えています。

「こうすれば届きます」の最適解を提示する

この「クリエイティブ」は、これまでプロに任せられていましたし、僕もその一人です。

しかし、これだけメディアが増え、情報が増えた世界で、すべての場面にプロが入ることは現実的ではありません。

そこで、ここにテクノロジーを持った僕たちが入らせてもらうことで、会社側と消費者側の「通り」をよくしたいと考えているわけです。あいだに入らせてもらって、コミュニケーションを豊かにすることで「伝える」お手伝いをしたい。

最終的には、会社が「これを伝えたい」と思ったとき、ぼくらに頼ってもらえれば、ぜんぶ実現できる状況にしたいと考えています。

テクノロジーの力を使えるところは使って、最高の「伝える」を実現させる。それが僕らリチカのやりたいことなのです。

まっとうな人が、まっとうに商売できる時代

最後に、最高の「伝える」が実現された世界は、どういう世界になると思っているのかをお話しさせてください。

まず、小ずるいことをする人が減っていきます。

届くべき人に届く。正しく伝わる。出会いの効率が上がっていく。そうすると、たとえば採用費だけをじゃんじゃん使うようなブラックな会社に人が集まらなくなります。たとえば宣伝費だけをじゃんじゃんかけている粗悪な商品に人は騙されなくなります。

逆に言えば、まっとうな人がまっとうな商売をやって、きちんと評価される世界になるということです。

僕らは、そこでクリエイティブの力を使って「いいものが、求めている人に届く」「いい会社が、いい人に知られる」といったことを実現させていきたいと考えているのです。

ねじれていた世界が正常に戻っていく

あらゆるシステムが「制度疲労」を起こしていました。ビジネスのいろいろな場所に「膿」がたまっていました。あらゆる場所でコミュニケーションが「目詰まり」を起こしていて、血流が悪くなっていました。

それが今、一気に解消されつつあります。

ねじれていた世の中があるべき方向に急ピッチで動いていっている。コロナの登場は、良くも悪くもその動きをよけいに加速させています。

テレビも雑誌も「売上が落ちている」とよく言われます。でも、これは「落ちている」わけではなくて「適正に戻っていってる」だけなのではないかと思うのです。本来あるべきところに戻っていっている。

よって、本来の姿に戻ったあとは、むしろもう一度メディアの価値は上がっていくはずだと思っています。

戦後、何十年にもわたってつくられてきた構図が再編され、是正され、改善されていく。

それが今の時代なのだと思うのです。

アーティストやクリエイターが、より輝く時代

僕らが目指しているのは、いわば「クリエイティブの自動化によるコミュニケーションのリッチ化」です。

先ほどもお伝えしたように「こういうことをやりたいんだったら、このメディアにいくらぐらい、こういうクリエイティブを流すといいですよ」と、メディアの選定からクリエイティブの自動化までを実現させて、コミュニケーションに最適化をかけていこうと思っています。

こうお話しすると「クリエイターはいらなくなるの?」と思われるかもしれません。

僕は、むしろ「逆」だと思っています。

クリエイティブの自動化によってコミュニケーションがうまくいくようになると、いい商品やいいサービスはきちんと知られて、適正に売れていくでしょう。採用の場面でもミスマッチが減り、人材が適材適所におさまっていきます。

そうやって目の前の問題が解決していくと、さらに上位に視点が移ります。売上とか採用の部分が最適化されると「認知の拡大」や「世界観の構築」「コンセプトメイキング」の需要が増えてくるはずです。

たとえば個人的に大好きな「北欧、暮らしの道具店」さんが映画を制作されましたが、それはこのロジックなのではないかと勝手に思っています。ひとつひとつの商品を超えて、さらに上位の「世界観の構築」に取り組まれているのではないかと。

ここにクリエイターやアーティストは欠かせません。

今後、企業はよりクリエイティブな方向に舵を切るでしょう。独自の世界観を映像などで表現したり、ブランドアクションとしてアートを買ったり、好きなものを応援したりするような動きは増えていくはずです。

これまでは「そんなの遊びでしょ?」と言われていたようなものの価値が重要になっていく。マーケティングが最適化に近づくにつれ、人間にしかできないアートやクリエイティブの部分が重要になっていくからです。よって、これまで以上にアーティストやクリエイターのニーズは高まるんだと思います。

少しでも目指したい未来のイメージが伝われば嬉しいです。

「伝わらない」をテクノロジーがどんどん解決する。本当に出会うべきものどうしがつながっていく。「いいもの」と「いい人」がつながっていく。「いい商品」と「いい消費者」がつながっていく。そして、クリエイターやアーティストがカラフルな世界観を描き出す。

きっとそれは、楽しい未来。

今からずっとワクワクしています。

「リチカ」では、絶賛仲間を募集中です。

すでに第一線で活躍してきたエンジニア、クリエイティブディレクター、モーショングラフィッカー、デザイナー、ビジネスプロデューサーのみなさんに続々と参画していただいております。

会社のステージも一段あがった、すごくおもしろいタイミングです。

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ご興味ある方、ぜひお気軽にお話しさせてください!!


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ありがとうございます!またがんばれます!
Yukiharu Matsuo / 松尾幸治
クリエイティブ×テクノロジーの株式会社リチカの代表取締役。飛び込み営業で飛び込んだ5人のベンチャーにそのまま入社。取締役として2年で20倍に成長するも失敗。25歳で起業して気づいたら7年経ってました。がんばっています。