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吃音の子どもと生きる

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2022年12月の記事一覧

世界は優しい、を取り戻していく長女

世界は優しい、を取り戻していく長女

小学校6年生の長女は吃音がある。

2歳半から出始めて、
言葉の出にくさに全身に力が入って
顔を真っ赤にして
自分の太ももを叩きながらやっと話すこともあった

私には、その小さな長女の様子が
苦しそうにかわいそうに見えていて
子どもを苦しめる要素を排除することが親の役目だと思う節のあった私は

だれのせいにもできない吃音を
ふと耳にした
「親が神経質に育てるとなりやすいし治りにくい」を
鵜呑みにし

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