「短期間でやせる!」の誘惑に負けないためにリバウンドのリスクを理解しよう
こんにちは!
皆さんは「ヨーヨーダイエット」という言葉をご存知ですか?
お恥ずかしながら、私は「ヨーヨーダイエット」というワードを知らず、てっきり激しくヨーヨーを振り回すエクササイズ系のダイエットかと思いました😅(全然違う…)
ヨーヨーダイエットとは、短期間でダイエットをして、リバウンドを繰り返す状態のことを指します。
ヨーヨーダイエットのリスク
気になる記事を見かけたのでシェアします!
2017年に書かれた古い記事なのでちょっと古いのですが、ヨーヨーダイエットのリスクが書かれています。
心臓突然死のリスクが高まる
この記事によると、肥満でない人であっても、急激に体重を落とした後にリバウンドした場合、心臓突然死のリスクが3.5倍にもなるそうです。
健康のために良かれと思って頑張ったダイエットでも、リバウンドしてしまうことでかえって健康を害するリスクを高めてしまうのは辛いですよね。
「○○で10キロ以上痩せました!でも数か月でリバウンドしちゃいました!」という人も多いかと思いますが、実はそれ、意外と危険な行為だったんですね。
骨は一度減ってしまうと元に戻りにくい
先ほど引用した「心臓突然死」というのはレアなケースだとしても、その他のリスクとして骨量や筋肉の減少が挙げられています。
特に骨に関しては、ダイエットで骨量が減ってしまうと、その後体重が戻ったとしても、減った骨量は戻らないことが多いのです。
ダイエットをする時は、食事制限だけでなく、骨や筋肉を落とさないように適度な運動を取り入れるように意識しましょう。
無理のない減量のペースは?
では、どれくらいのペースで体重を落としていったらいいのでしょうか。
1カ月に0.5~1kgずつ、1年で5kg程度というと、今すぐ痩せたいとモチベーション高く頑張っている人からしたら、達成感が感じられない数値かもしれませんね。
緩やかなダイエットは体への負担は少ないとはいえ、やはり「○○を食べるだけで1カ月で10kg減!」といったダイエットの方が注目を集めるし、多くの人がやってみたいと思うのも即効性のあるダイエットです。
ただ、それこそが落とし穴で、数年先の健康リスクも考えたうえで、無理のない減量を意識することが大事です。
リバウンドを防ぐために半年後、1年後の目標体重を意識しよう!
ダイエットしよう!と思う時、「TVで紹介していた」「SNSでバズっていた」という理由で何となく始めてしまうことも多いかもしれませんが、少なくとも、いつまでに何キロ痩せるという目標を立てて始めることが多いと思います。
その際、リバウンドを避けるために、半年後、一年後、その先も何キロを維持するかを意識しておくのがおすすめです。
例えば…
【ダイエットする理由】
不規則な食生活が続いたので、3カ月で3キロ太ってしまった
【減量目標】
3カ月で3キロ落とす
【どうやって】
無駄な間食の見直し、夜遅い食事の改善、日常ので運動の機械を増やす
【半年後】
3キロ落とした体重をキープ
【一年後】
体重をキープしたまま、体脂肪を減らす(または筋肉をつける)
半年後、1年後、その先も、適正体重を維持して健康を維持できるかがポイントです。
体に無理なく続けられるか?
栄養が偏らないか?
リバウンドしないか?
という観点で見ると、リスクの高いダイエット法を避けることができると思います。
リンゴダイエットの体験談
最後に、私の失敗談を…
「過激なダイエットは危険」
そう頭ではわかっていても、つい即効性の高そうな、きついダイエットにチャレンジしたくなることってありますよね…😂
私は根性がないので、そもそもあまりダイエットに成功したことがないのですが、過去にリンゴダイエットをしたことがあります。
当時20代で、すでに管理栄養士として働いていたにもかかわらず、かなりベタな単品ダイエットに手を出してしまいました💦
すごくおいしいリンゴを頂いたので、「これならずっと食べられる!ついでにリンゴダイエットもやっちゃおう!」と安易に始めてしまったわけです。
数日間続けたところで何が起こったか。
なんと、帯状疱疹になってしまいました…。
もちろん直接の因果関係は不明ですが、帯状疱疹を発症する大きな原因は、免疫力の低下だと言われているため、体に負担をかけてしまったことが影響してしまったのではないかと思っています。
そんな経験があるので、やはり流行りのダイエットはメリット、デメリットをちゃんと理解したうえで自分なりに賢く取り入れていく必要があるなと実感しました。
では、また!
しばらくnoteの更新をサボってしまっていたので、また少しずつ記事を書き溜められたらいいなと思います!