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第一印象ってそんなに大事?「外見より中身」でチャンスを逃してきたお話〜印象とキャリアと3の魔法〜

第一印象って、そんなに大事?
長く付き合っていくからこそ、わかる魅力もあるよね。

この言葉の言いたいこと、体感としてとてもよく分かります。

「“あたりめ”のような人だ」
(注:噛めば噛むほど味が出る。
   つまり、長く付き合うほど味がわかる、の意。
   短いとただ固いだけ…という意味を含む)

なんて言われてきましたので(笑)

「第一印象か、“あたりめ”か」
どちらをとるかについて、私がたどり着いた結論を書いてみました。

人間は中身!“あたりめ”でよかった時期

私は、自分で稼ぐことを始めてから、
第一印象を重視するようになりました。


それには、こんな経緯があります。


今、親しくしてくれている友人に、私の第一印象をきくと、
口を揃えてこう言います。

「ものすごくとっつきにくかった」
「どうやって話しかけよう…って思ってた」

つまり、

近寄りがたい雰囲気だった、ということですね。


会社員でいるうちは、これでもよかったんです。

なぜならば、

仕事での必要性があれば、
近寄り難かろうがなんだろうが、話しかけなければならないから。

一回話すことができれば、
その後は、おおむね“あたりめ”と気づいていただけたので、

やっぱり、人間は中身

と思っていました。


ところが。


個人事業者になったとたん、そうはいかなくなりました。



中身より外見!?話すチャンスすら得られず

自分で稼いでいくということは、
お客様と出会うことが必要不可欠です。

当時の私は、“あたりめ”に自信を持っていましたので、
まず、
リアルに人と会う場でお話をすることを試みました。


サービスを伝えるトークを練習して、いざ出陣。

話しかけてもらえさえすれば…!


ところが。

当時の私は、自分の第一印象が、
どれほどとっつきにくいかを理解していなかったんですね。


同じ会社で、机を並べて仕事をしている人にとってさえ、
とっつきにくくて近寄りがたい私ですから、

お世辞にも、
フレンドリーでウエルカムな雰囲気とはいえません。

案の定。

イベントに参加しても、賑やかな一角とは裏腹に
私は、誰からも話しかけられることはありません

こちらから話しかけても、流れるのは妙な緊張感

文字どおり、話にならない。

長く付き合って魅力を伝えるなんて、夢のまた夢。
話すチャンスすら、得られませんでした。


これは本当にきつかったです。

だから、

「第一印象」重視になりました。


そうすると、

「第一印象か、“あたりめ”か」問題の軍配も、

第一印象にあげたくなるんですが、

ここは、あくまでも重視


そもそも、
「外見」という器だけの人間はいません!

とてもシンプル


最も現実的なのは、

「第一印象も、”あたりめ”も」だと私は思っています。



「外見より中身」ではなく「中身を外見に」が正解だった

なぜ、「外見より中身」と言われるのでしょう?

それは、
「中身」と異なる「外見」で人を騙すような
詐欺師のような存在を連想させるからではないでしょうか。

確かに、そんな人たちの仲間に入りたくないですからね…。


この「外見より中身」順番が逆なんです、たぶん。

「中身を外見に」こっちです。

第一印象という「外見」は、
「自分」「特定の相手」「それ以外」の「3つの視点」からみえる
自分の「役割」「場」に合わせて、
“自分らしさ”が分かりやすく伝わるよう「表現」選ぶ


外見も中身も、両方とっていいんです。
チャンスが広がるのならなおのこと、です。


もちろん、選ぶ、ですから、
「表現しない」も選ぶことができます。

ちなみに、私は今、
別の持ち味を「表現」して、

“あたりめ”は「表現しない」ことを試しています。


ギャップが面白いらしいので(笑)


「外見」を変えることは、手軽で、すぐにできます。

いろいろ試して、リアクションをもらうのが、
最近の楽しみのひとつになってます。


─── 今日のまとめ ───

□ 確かに、人の魅力は第一印象だけでない。
 長く付き合うことで伝わる魅力がある。

□ しかし、第一印象がとっつきにくいと、
 長く付き合うどころか、
 話すチャンスすら得られない。

□ 第一印象は重視したいが、それは、
 外見で騙すことではない。
 「外見より中身」ではなく、
 「中身を外見に」で持ち味を表現する。

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