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本当に大切な事は教科書ではなく、自分の経験が教えてくれる

8月くらいから
映画を観てるかのように
日々があっという間にすぎていた。
そしてそんな11月も終わろうとしてる。

ドドドといろんな事が重なった
期間も
やっと落ち着いてきた。

よく頑張ったと思う。
だから今は、実は
その反動もあり
精神的にはかなり不安定。
困ったもんだ。

だけど、
忙しい事は幸せな事。
いろんな経験を
また、できた。



6月くらいから
地元で開催するアート展の
実行委員のうちの1人に
なってほしいと
お誘いを受け
そのアート展のポスター画を担当することになった。

8月には
ひょんなことから
足をケガしてしまい
入院を勧められた事も。
丁重にお断りして帰宅した。

そしたら今度は、
大手企業様が
仲介サイトを通して
私が描いた絵を
簡単に言うと
高く買ってくれた。


時を進めて10月。
いよいよ、
時間をかけ
沢山の人と準備をしてきた
アート展も開催され
たくさんの方に来てもらえた。

ここから
ものすごいことが
更に続く。
アート展の開催は
新聞にも載ったのだ。
新聞の取材があることは 
事前に聞いていて
ぜひ
取材は
森居さんに受けてもらいたいという話をいただいた時から
「たくさん作品の出品者(アーティスト)がいるのに、取材を受けるのは私でいいんですか?」と
私は、しつこい程に確認をしてしまったけど。
「お願いしたいです」という事だったので
取材も受けた。
そしたら
その記事を
私が特別支援学校の小6のときの担任だった先生が 
みつけてくれて。
そしてそこから
また他にかつてお世話になっていた先生にも伝わり。
他の先生とも久しぶりに連絡をしたりした。

私が特別支援学校を卒業して
いろんな経験をしてきて。
一人で旅行に行けた話をしたり
今、こうしてネットを使って
絵や思いを発信している話をしたりすると 
とても先生方は喜んでくれる。

あの絵はどうやって描いてるの? 
一人で旅行?
え、どうやって?
その話すごいー!とか言ってくれる。 

自分で言うのもおかしいけど
自分でも
高校卒業後からの日々は
よくわからないくらい
いろいろあった。 
先生達が

一人で旅行? 
絵が売れる?
そう思うのも当然だと思う。
だって、私だって 
小学生の頃そんな自分になっているとは
思わなかったから。

そんな自分の経験をいろいろ先生にお話ししていく中で 
わたしの母校の一つである
とある特別支援学校で授業を担当することになった。 
担当したのは中学部3年の子達の進路の授業。
その子達は、来年1月には受験。

授業をする事自体や
人前でお話する機会は多い方だと思うので 
緊張感はいつも持つ事は意識してるけど
授業をする事に緊張はしてなく
わりといつもの私だったと思う。

先生方はからすると
高校卒業後に体験してした
ドキドキやワクワクもっと
伝えて欲しそうではあったのは
分かってはいたけど、
高校受験を目の前にしている子に
いきなり
高校卒業してからの話をしても
イマイチ響かない気がして。
そして先生たちは
きっと
「明るい未来を生きる私」の話をして欲しかったんだと思うけど。

コロナ前まで
全国飛び回るように
親に頼る事なく
いろんな経験を出来て
コロナ禍でも
新しい事にチャレンジしている今の私があるのは
本当に、運が良いのと人に恵まれてるからで。
そして、そこに至るまでには
もちろん、どこかには
諦めない自分がいたり。
「自分はこうなる!」と意識したりして
自分なりの歩みを止めなかったから
今がある。 
北海道の大都市
札幌駅は
広くて
商業施設が
沢山ある。
楽しくて大好きだ。
だけど
広いから迷う。
だけど、
ここにスムーズに一人来られるようになる
それだけでも世界は広がると思った。
比較的家からも近いから。
最寄駅までは親に送迎してもらう事もあったけど。
くる日も、くる日も休みの日は
札幌駅に通って
好きなCDショップをみつけて
そこの店長さんとまずは仲良くなって。
くる日も来る日も
通っていたら
他の店員さんも
私の事を覚えてくれた
CDショップに不安なく行けるようになったら 
次はまた一つ、また一つと行ける場所が増えていくように練習をした。

でも、
「障がいがあってもなくても平等に」とか
ノーマライゼーションとか
SDGsとか 
インクルーシブ教育だとか
障害者差別解消法とか 
綺麗に聞こえる言葉は
日本にはあふれてるけど
じゃあ、本当に障がいのある人が 
安心してやりたい事ができる状況かと 
聞かれたら
私は素直に
「はい!」とは言えないと思う。
車椅子で一人で街を歩くだけで
「歩けないとか人生終わってるよな」
と、見知らぬ人に笑われたり

「車椅子でご来場の方は事前にご連絡ください」と
ライブチケットに記載があったので
連絡したら
「車椅子では無理です」
そんなふうに
扱われる事だってある。

障がいとともに生きる子供たちが
特別支援学校の先生が日々頑張ってくれて
生徒の未来は変わっていく事を
私は身をもって感じてきた
元生徒として
先生達が根気強く 
誰かと比べるより 
いろんなそれぞれの課題を持つ子が集まる
特別支援学校という場所で
生徒と向き合う事は簡単ではないと思う。
でも、成長していく過程を
誰よりも見てくれている立場だと思う。
私も自分の障がいの事をもっと
深く知りたいと思ってから
自分の障がいの事+ 
特別支援教育についても(大学で学ぶような内容)
独学で学んだりもしていると
奥深いし
難しいな
だけど、楽しいと思う。

そりゃ今目の前にいる生徒が成長して
自分で世界を広げる可能性があると思ったら
そんな事もあるのか!と
先生は今の生徒に話を聞かせたくなると思う気持ちもわかる


いろんな知識もついた上に
帰ろうと思えば
自分なりに
生徒の気持ちにもなれる
だからこそ
障がい特性で
想像力と現実の結びつけが
特に難しい感覚や

生徒の
「わからない」
「こわい」
そして
逆に、
「楽しい」と思える事に
一生懸命に
なってる時の集中してるときの
気持ちを理解できると思う。

感覚過敏や
一度辛いと思ったことは
残像の様に残ってしまって
記憶のなかに残りやすく
自分ではどうにかしようとしても
どうにもその記憶が邪魔してしまう事もある。

こだわりもそう。
他人からみると理解はされないような事だけど
毎晩同じ場所に
毎日使うものは
同じ場所にしまう。
そして、
毎朝起きたら
同じ場所に置くと
安心する。

偏食もそうで
私は特に好き嫌いはないけど
でも、
実は、食事の途中でスープを飲んだり
お茶を飲んだり
食べ物と水分が口の中で混ざるのが
すごく不快に思う。
食べ物と別の食べ物が
口の中で混ざるのも
極力避けたい (苦笑)
うまく言えないけど
不快なのです。
なので、
私と食事して
真剣に私をみてたら
 むせたりしない限りは
食事が終わった時に
水分をとっていると思います 笑。

物事を素直に受け取ってしまう
感覚もわかる
あるところは
物事の裏側を想像するのが
極端に苦手で

だから、この間もあみあみの
側面に穴が空いてるカゴに
下は穴空いてないから
大丈夫だろうと
水を注いだら
横から洪水状態になり
床はベシャベシャに濡れた

物事を結びつける事
想像できてないとは
こういうことか…と
落胆するとともに
自分に納得した気がする。



障がいとともに生きることは
簡単ではないし
キラキラしたように思えることの裏側には
見えにくい闇がある
テレビでよく出る障がいとともに生きる人は
前向きに生きていて、
希望にあふれてるようにも
見えたりもする。
そりゃそうだ。
そう描かなければ
障がい=絶望みたいになるのは
今の社会的にも好ましくはないし
ストーリーとして悲しい。
ただ、その人だって
苦しい事を乗り越えてきてる。

私は

命が終われば良いのにと思った事は何度もある。
今だって
そうだ。

そんな日々の繰り返し。
でも、今は
たくさんの仲間たちに囲まれている
それは
物理的距離だけじゃない
全国に、海外にも
私が私らしくいる事を応援してくれて
見守ってくれる人がいる。
私がしてきたことなんて
たかが知れてる。
私がすごいとかじゃない。
すごいのは、
周りの人。
いろんな事はあったけど
結果的に
諦めずに
なんとか進んできたら
周りには
たくさんの人がいた。
みんなに支えられている今を
誇らしく思う。

ここまで
生きる事を
諦めなくてよかったと思う



人生はキラキラはしたものではないと
私はと思う
わずかな光を手がかりに
そこから光を広げていけるかは
自分次第で。
諦めずに
その時できることを
やっていたら
少しずつ変わっていく。
それを私は体感してきた人間として
発信していく意味がある気がする。
それとね、めっちゃ嬉しかったのが
アート展の新聞記事みて
幼稚園のとき一緒によく遊んでた子か連絡くれたのは、すごくうれしくて。
毎日ちょっとずつ
連絡しあって
また距離を近づけられてるのが嬉しい!

そんなふうに
思いながら12月を迎えに行こう。


私の詳細、お仕事のご依頼は
こちら↓の
プロフィールから 

森居祐木ができること

森居祐木を応援してくださる方へ

11月はちょっとバタバタしてて
アート と向き合えてないです。
なので載せるアートがないや。
すいません。
11月は
精神的にちょっと疲れてたゲド
その反面
忙しくさせていただいていて
自分を保つのに精一杯だった。
あ、でも、
どうしても見たかった
映画
すずめの戸締りは
みてきたー
感動したー

という事で
まったく関係ない
一枚をご覧ください笑



今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。

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