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事実なのか、想像なのか

車で仕事から帰る途中、
だいぶ日が長くなり18時過ぎでも明るいなー、なんて思いつつ
左折する予定の交差点が目前に迫るとき、
前方を茶色いものが右から左へ横切ったように見えた、
見えたというより、見え、くらいの瞬間、何かが車体に当たる衝撃。

驚きながらも、交差点だし後に続く車もあるしで、
左折してから大きなお店の駐車場に停めて110番。
結局、何かと当たったと思われる現場周辺に戻り探すけれど、何もなく、
私の車のどこにも何の痕跡もなく、、
事故にもならず、交番にて「こんな出来事がありました」という記録をまとめる手続きをして帰宅。

正味30分程度の一連の中で、
「あなたの目で見たのですか?」「自分自身で確認したのですか?」
と問われると、私が事実といえることは、ごく一部で
あとはもう全部私の想像&妄想だった。
タヌキのようにも見えたその茶色いものが、
もし誰かのペットで、そのコが行方不明で、飼い主に訴えられて、
恨まれて、、といくらでも自分で自分を不安のどん底に落とせる。
想像と不安のトルネードに一時でもはまってしまった。

情報をどう扱うか、何を信じるか、
事実と想像を切り分けましょう、とドンッと衝撃をもって感じた夕暮れ。


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