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どこを切り取るのか

そうなのよねー。結局のところ、自分の恋愛事情に「不倫」ってラベリングをした途端、「大切にされていない」感じでいっぱいになっちゃうんだよね。で、こんな「大切にされていない」のに、私何やってんだろ、って。

でも、他方で、どの部分を切り取って大切、大切じゃないってジャッジメントできるんだろうか、と。

不倫でない恋愛なら、何人もパートナーがいても、「結婚までの自由」なのに、「結婚」という契約をした途端、倫理違反という重大な罪になる。奥さんがいるのにってなると、「都合のいい相手」だったり「泥棒猫」だったりいろんな呼び名がつくんだけど、恋愛の時の「本命」は誰が決めるのか?っていうと、それは、その人本人の自由で順位なんてちょっとしたことで入れ替わったりしちゃうもの。そもそも結婚相手選びのために何人ものガールフレンド達と付き合っているのか、そうではなくて、元々が浮気体質なのか、そんな人の事情、誰も無関心。

なのに「不倫」となると、超絶な悪で、さらには他人の家庭の事情を、人たちが叩きまくる可能性だってあるし、家庭内の事情や不和>「不倫」という公式で、結構簡単に慰謝料請求になったりだってする。

でもって、これが芸能人とかになると、未来永劫叩かれまくって「不倫は文化」とかの迷言だったり珍回答として永久保存されてしまう。

って、「不倫」を正当化する、したいからこんなことを言っているのではなくって、怖いなぁって。2世代くらい前の著名人なんてWikiに愛人名やその愛人との馴れ初めまで出ていたりするし、そういうのを見ると、人との関係や縁、って感じで、結局、男と女がいる限り、それは常にいつの時代もあること。認めるとか認めないとか、白だとか黒だとか、そんなじゃなくって、その人の性格の一部みたいなものなんじゃないかなって思う。

一対一の関係性の中で、本当に大切にされているかされていないのかって、本人ならわかることで、大切にされることよりも大切にすることの方が得意な人だっているし、人を大切にするっていう客観的なモノサシなんて存在しないし、お金やプレゼントやどこかに連れて行った行かなかった、何をしてくれたしてくれなかった、とかそういうものでもないと思う。好きな相手にも冷たい人って男女問わずいると思うし、好きでもない相手にも優しくできちゃう人だっている。

えっと、要は何が言いたいかというと、本人が決めること。

ではないかな、と思った夜でした

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