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恋するジャイロキネシス®︎レベル2のこと。

美味しいものは大好きだし、それに合うお酒も大好きです。でも、もっともっと好きなものがあって、それは『ジャイロキネシス®︎』というエクササイズです。エクササイズという表現はあまり好きじゃないし、『ジャイロキネシス®︎』をエクササイズと言っていいのだろうか?と思うぐらい、いわゆるエクササイズとはちょっとマッチしてないのだけれど、他に表現が見つからないので、深く考えない。


ジャイロキネシス®︎はイスとマットを使ったフロアでのムーブメントです。ヨガのように静止するのではなく、ダンスのようにリズムと流れのなかで動きます。リズミカルにする呼吸とともに体内に感じるエネルギーが広がるように動いていくので、終わったあとは自分が薄ーいピザ生地になったような広がりと、大地に根ざした強い足とゴミ袋20個分ぐらいの断捨離が終わったようなスッキリ感(あくまで想像)。からだを動かすことでフィジカルに感じられるすこやかさと断捨離したようなメンタルの解放感が同時に味わえる、とても気持ちのいいエクササイズです。


フィットネススタジオやヨガスタジオで『ジャイロキネシス®︎』のクラスに参加したら、こんな気分が味わえます。なので、終わったら「気持ちよかった。さ、お昼寝でもしようかな」気分になれるはず。提供するわたしもそう。だからこそ提供しているのですけれども、実はもっともっと大好きなジャイロキネシス®︎があって、それが『ジャイロキネシス®︎レベル2』というプログラム。


「こんなこと、日常じゃやらないしー」とか「ああ、モモの裏がちぎれるうー」「人間はそんなに反らないと生きていけないのでしょうか?」とか深く考えたら人間、そんなことする必要あるのかな?とか思っちゃうような、難度の高い動きのオンパレード。何度アタックしても征服できない、わたしの前に不敵なまでに高くそびえ立つ山のようなプログラム。このジャイロキネシス®︎レベル2という最高峰の頂上に立つためには柔軟性だけではなく、強さやひとのからだが持つポテンシャルを信じることが必要。「うう、できない」と思わずにどうすれば少しでもそのムーブメントに近づけるのか。いま、出来ることはなにか。これから必要なことはなにか。黙々とそれを探し続けていく面白さ。ああ、書いてるだけで胸が熱くなる。

しかもジャイロキネシス®︎って、動きそのものがまろやかで美しい。流れるように動くのでダンスのようだし、本当にすごいトレーナーさんたちの動きはちょっと野生動物みたい。そのしなやかさにホレボレするし、人間ってそんなにのびーっとできるんだ、はふう(ため息)。そこもジャイロキネシス®︎の好きなところ。ダイエットのための運動も健康のためのエクササイズもあんまり興味ないし、カッコ悪い動きやダサくて美しくないものはキライです(キッパリ)。

ちなみにジャイロキネシス®︎レベル2のトレーニングコースは9日間。『レベル2』と名前がついていますので、まずは『レベル1』のトレーナーに認定されてから、『レベル2ビギナー』という1と2の間のトレーニングを受講したのちに参加できるという条件がついてます。わたしは2007年に初めて受講して以来、10回ぐらい受講。東京はもちろん、京都、マイアミ、ニューヨーク、バリ、ギリシャと完全に追っかけモードです。しょうがないよね、行きたいんだもん。やりたいんだもん。


って、書いてて気がついた。
そっか、わたし、恋してるのね、ジャイロキネシス®︎に。人でも生き物でもないのに。恋したって振り向いてくれるわけでもないし、つきあってくれるわけでもないのに(意味不明)。
でも、しょうがない。好きなんだもん。


始まる瞬間から、自分の呼吸がからだのなかに奏でてくれるリズムとメロディの中で泳ぐように動き続ける。そこにいられることがなによりもうれしい。こどものころ、初めて補助なし自転車に乗れた瞬間のように、「このままどこまでも行ける!」と確信したときのように自由になれるから。

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あーあ。なんでこんなに好きになっちゃったかなー。


こちらはスーパーマスタートレーナーのJackson。人のからだってこんなに美しいのねーと思わせてくれます。


よく、トレーナー仲間から「どうしてみんなにもっとジャイロキネシス®︎が広まらないのでしょうか?」「もっと認知をあげるようなことをしたほうがいいのでは?」と言われます。マスタートレーナーなので、本当はきっとそういう努力をするべきなのでしょう。でもね、わたしはジャイロキネシス®︎を大好きで、愛してる。それだけでいいのかな、って。何より大切なものって(ちょっと照れくさいけど)愛だよ、愛。そう思うから。


ぜひサポートしてください。 まだまだ日本では馴染みの薄いジャイロトニック®︎、ジャイロキネシス®︎を通じて、楽しくすこやかに生きる人たちのサポートをできるように使わせていただきます。