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初めてのお買いもの。

昨日、人生始まって以来、はじめてのお買い物をしました。それがこれ。

どどーん。
ロマネスコちゃん。
350円ナリ。
かたまりだとちょっとグロい。

わたしが子供のころには、まったく見たことも食べたこともなかったロマネスコ。初めての出合いは、鎌倉でした。

『鎌倉野菜』でおなじみの鎌倉は、市場でいろんなお野菜が売っています。むらさきのにんじんやカラフルなプチトマト。その中にこちらのロマネスコもいらっしゃいました。なに、これ。
当初は「ブロッコリーとカリフラワーの子ども」と思っていましたが、歴史はあまりハッキリしないようです。ヨーロッパから来た子らしい。

以前から一つ、やってみたいことがありました。

「ニース風サラダを作って、スパークリングワインと楽しみたい!」

小さな小さな願い。
でも、わたしの希望を叶えてあげられるのはわたしだけ。
そうだ、チャレンジしよう。わたしの中の人を喜ばせてあげたい。
よしよし。待っててね、わたしの中の人。やるぞー。作るぞー。


いざ、ニース風サラダの作りかたをネットで調べていたところ、これを見つけてしまったのでした。

ロ、ロマネスコ !
ニース風サラダってじゃがいもとツナとゆでたまごが入っていたことしか思い浮かばなかったし、それは冷蔵庫にすでにある。ロマネスコとプチトマトさえ買えばできる。よし、これを作ろう。

幸い、よく通りがかる地元の生鮮食品スーパー『鎌万』の前に立派なロマネスコが売られているのをよく見かけていたので、いそいそと鎌万に出かけて買ってきたのでした。

というわけで、ロマネスコのニース風サラダにチャレンジ!

ロマネスコの芯はとても太く、強く、ブロッコリーよりもはるかに大変でした。かぼちゃを切るような感じで、えいえいと包丁に加重しないといけないぐらい硬かったので、作戦を変えて、最初から小房に分けて切りました。なので、今回は芯を捨ててしまったのです。ごめんよ、ロマネスコ。

小房に分けて切ったロマネスコたち。
パッと見ると怪獣の子どもたちみたいでやっぱり怖い。
こういうの自然の神秘なんだろうけど、ジッと見続けると「どうやったらこの小さなイボイボつぶつぶに育つんだろう」と考えて怖くなります。かつて「悪魔の野菜」と言われていたことがあるのも理解できます。

本当に怖い。怖いんだけど、ブロッコリーもカリフラワーもこのロマネスコも食べるのは好き。花蕾を食べるお野菜は食べ応えもあるし、ホッコリしているし、大好きです。でも、怖いからとっとと茹でてしまうのです。

いやーん。泡、吹いているし(本当は沸騰しているだけ)。

3分半ぐらい茹でました。色がきれいになりました。

ササっと盛りつけて、ドレッシングをかけて出来上がり。
ホクホクしてて美味しい。
花蕾に意外と土がいっぱい入っていて、洗うのに時間がかかったのと大きくて小房にわけるのが大変だったけど、またひとつ新しい食材と仲良くなることができそうでうれしいです。

以前、初めてムール貝を購入したときに、貝殻にいっぱいヒゲが生えていてすごく怖くて、半ベソかきながらブチブチ引き抜いたらムールちゃんの元気がなくなるということがありました。お店で食べるムール貝にはヒゲがないからびっくりしたのです。そのトラウマで、新しい食材は意外と怖かったりします。なので、ロマネスコとは仲良くなれそうでホッとしました。
だって、好きなのに仲良くなれないって片想いみたいでせつないもんね。

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