【新石器時代初期】最古のパントリーを持っていた縄文人
こんにちは。
歴史好き整理収納アドバイザー和田ゆきえです。
※ただの歴史好きが個人的に調べた見解を述べています。
専門的なアドバイスや否定的なご意見はご遠慮ください。
さてさて、究極のミニマリストだった旧石器時代の人類
詳細は前回の記事をご参照ください。
移住生活から定住生活へ
氷河期だった旧石器時代。
その氷河期が終わり、気候が安定し始めると
植物や魚など自然の恵みが増えてきました。
そうすると生活が安定してきて
気持ちと時間のゆとりが出てきます。
常に生きるか死ぬか、食糧が手に入るかどうかの時代から
食に困らなくなる時代が来たんですね~
人間は時間に余裕が出てくると余計なこと(←言い方)を考え始めるので
この時代にたくさんの発明が生まれます。
磨製石器の発明
土器の話は置いといて(←え)
ここで大事なのは磨製石器の発明。
土器について知りたかったら専門家のサイトをご覧ください(笑)
磨製石器の出現により、今までできなかった「木を切り倒す」ことが
可能になりました。
(打製石器じゃ木は切り倒せないねん)
木の加工ができるようになると、しっかりとした定住できる家が作れるようになります。
海外では石やレンガの家も多いですが、屋根だけは木の材料を使っていたりするので、この磨製石器の出現はとても重要なことでした。
定住できる家の出現
日本の新石器時代といえば縄文時代。
縄文時代の家というと竪穴住居があります。
(昔、社会科で習いましたよね?)
地面を掘り下げて、土間の上に草や皮を敷いた住居でした。
縄文時代は長いので住居も変遷がありますが、
初期の家には炉というものはなく、
食事も料理も作業は全て屋外でやっていました。
家は安全に寝るだけの場所だったのかもしれません。
今でいうキャンプやアウトドアなイメージかな。
当然収納という概念はなく、道具も全て家の外に
直置きだったと思われます。
最古のパントリー
食糧の保存のために高床式の建物が作られたのも
縄文時代でした。
高床式はあくまでも食糧の保管のためで、
住居ではありません。
最古のパントリーと言えますね。
まとめ
今回は新石器時代初期の縄文時代について書いてみました。
まだまだミニマリストな人類…
少しずつモノが増えてきますよ。
次回に続く…