#22 JFKターミナル内・初めてのおトイレでなくなった羞恥心・・・ニューヨーク1人旅 2018年11月1日(木)1日目•••22

John F. Kennedy International Airport(ジョン・F・ケネディ国際空港)での、初めてのおトイレに入ると、洗面台では制服姿の空港職員らしき黒人女性が歯磨きをしていた。
他にもスーツケースを転がしている外国人が数人おり、日本ではまず体験しない、そこにいる人たちの中で自分1人だけが日本人という状況に、少々ビビった。

自分に言い聞かせた。
〝大丈夫! 私だってここにいる人たちと同じ人間で、女性で、ただ用を足しに入っただけだから。ここにいる人だって私だって、出るものは出るのよ〟
 
そして個室に入った瞬間驚愕した。16㎏のスーツケースと一緒に入っても余裕の広さ。そしてさらに驚いたのが、ドアの上下、隣りの個室との壁の上下が、日本のように全面壁ではなく、床から30cmほど開いている。
隣りの個室の人の動きによっては靴が丸見え。小さな子どもなら、簡単に行き来できてしまいそうだ。
もちろん音姫などという大和撫子魂など皆無なため、音が丸聞えなのだ。
だが、いざ用たし始めると、日本で感じていた羞恥心はまったくなくなり、他の人に混じって私も用をたす。当然、私の音も、ほかの人の音も丸聞え。

あースッキリ。

何だかおかしくなった。もしかしたらNew Yorkっておかしい所なのかもしれない。これからどんなおかしなことが起きるんだろう。
緊張から段々と楽しみに変わってきた。

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