#125 Washington Square Parkとミード出版社・・・ニューヨーク1人旅  2018年11月11日(日)11日目・・・6

散々ウソをつくiPhoneのマップアプリに右往左往しながら、やっとWashington Square Parkに到着。
あったあった。ワシントン・アーチと大きな噴水。

けれど残念なことに、噴水は空っぽだった。まあ、11月だし、寒い人には必要ないか。
とりあえずベンダーを眺めながら噴水の周りをぐるっと1周し、ワシントン・アーチをくぐった。
Washington Square Parkには、子供の遊び場や庭園、ボードゲーム場やドッグランなどもあるようだった。

一通り歩いて回り、8th st駅へ向かった。

次に目指すは、MetLife North Building(メットライフビルディング)。
大好きなアメリカのテレビドラマ【アグリーベティ】の主人公・ベティが働いていた、ミード出版社(の設定)。
日本では2007年10月~2010年10月まで放送された。15年経った今でも、時々DVDを観るほど大好きな作品なのだ。

MetLife North Buildingの目の前にあるMadison Square Parkに入ると、テレビ画面で見ていた時計台が見えた。

ワクワクしながら、急いで公園を抜けビルの下に向かった。
公園を出ると、目の前に現れたビルの入り口には【SONY】とあった。

あら、こんな所にSONYが。なぜ?と思いながら、日本人として誇らしかった。その昔、母が勤めていたころは、世界のソニーと言われた大企業だったのだ。身内に勤めていた人がいたので少しだけ身近に感じた。

その世界のSONYが、New York・Manhattanに。しかも大好きなテレビドラマのロケ地に。
おお!さすがだと思いながらウロウロしていると、見覚えのある入り口が見えた。テレビではほんの少ししか映らなかったが、カメラアングルが引かれていくと、ズーンとMadison Square Parkが映し出されて、その中を主人公のベティが歩いていくその映像が、今でもはっきりと思い出せる。
〝ここだよ!ここ!ここ! ベティが出てきたビルだよ。歩いて行った公園だよ!〟

当たり前だが本当に存在していたことに感激しながら、1人で大喜びした。

ベティが歩いて入っていったMadison Square Parkの中をゆっくり歩いた。
茶色い落ち葉の上をリスが戯れている。傾きかけた陽の光が時計塔を照らして、雲一つない青い空と、秋の空気が気持ちよかった。


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