#131 超快適な空中散歩・・・ニューヨーク1人旅  2018年11月12日(月) 12日目・・・5

Dylan’s Candy Bar(ディランズ・キャンディ・バー)でテンションを上げながら、目の保養をして楽しんだ。

頼りない嘘つきナビを見ながら、トラムウェイプラザを探しつつ、お散歩を楽しんでいると、ビルに囲まれた街中に、いきなりトラムウェイプラザ発見。

 平日の午後なので、人は少なく、周辺もプラザも、ガラ~ンとしていて、何となく淋しい感じ。

このルーズベルト・アイランド・トラムウェイ (Roosevelt Island Tramway) に乗って、ルーズベル島へ行く予定なのだが、実は島に行くというより、トラムに乗りたいのだった。

Manhattanの映像を見ていると、ビルとビルの間をサーっとロープウェイのようなものが横切っていく様子が映っていて、気になっていたのだった。

イーストリバーに浮かぶルーズベルト島へは、Manhattanから地下鉄でも行けるのだが、ここはトラムでしょ。
しかも地下鉄やバス共通のメトロカードで乗れるので、別料金はかからない。

プラザに入り階段を上って乗り場でしばらく待っていると、ルーズベル島から戻ってきたトラムが見えてきた。まるで登山にでも行くかのよう。

停止したトラムの、向こう側の扉が開き、続々と人が降りていく。
私は電車の席取りに燃えるおばさんのごとく、乗り込み側の扉の真ん前を陣取り扉が開くのを待つ。少々はしたなくはあるが、旅の恥は掻き捨て、しり込みしていたらせっかくの空の旅が台無しだ。
いよいよドアが開くと同時に、素早くサッと乗り込んで窓側にへばりつく。

高いところが大好きで、常々空を飛びたいと思っているので、もうワックワク。そしてトラムは、出発直後からグングン上昇し、“あ、楽しいかも”と思う間もなく、気が付いたらビルの屋根の上。
道路を走る車はみるみるうちにミニカーになり、人は米粒、まるで遊園地のアトラクション感覚だ。
イーストリバーの上、高さ76mの上空散歩は、超気持ちいい。
かなり高く、高所恐怖症の人は怖いかもしれない。それでも川の上は視界が広がり、遠くまで見渡せて、かなり気持ちいい。

全長940 mを3分ほど楽しんでいると、あっという間にルーズベル島のビルに近づき、島に着いてしまったので、空の旅はあっけなく終了してしまった。

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