#145 偽物通勤客・・・ニューヨーク1人旅  2018年11月14日(水)14日目・・・ 2

Manhattanはすっかり秋。木の葉が真っ黄色に染まっている。

さあ、今日も英会話レッスン2コマ。通勤客と一緒に電車に乗る。
けれどManhattanの通勤電車は、都内のおしくらまんじゅう押されて泣くぞ&息ができないぃ~苦しいぃ~死ぬぅ~とは違い、人同士が触れることなく、ちゃんと空間がある。
世田谷区とほぼ同じ広さのManhattan内には、多くの労働者がいるというのに。

車内ではあちこちから乗客の会話が聞こえてくるが、当然私には理解はできない。それでも耳ダンボで聞いている。これがわかれば、Manhattan滞在が何百倍、何千倍も楽しいのになぁ、と悔しくもあり残念に思いながら、聞こえてくる英会話が、流暢だなぁとアホなことを思う。

宿があるAtlantics Avenue - Barclays Center stationから Grand Central Terminalには、もうすっかり間違えずに行けるようになった。
時々ホームから地上へ上る階段がいつも違うため、外に出たときの風景も違って焦ることはあるけれど、UP、DOUNの方向は100%間違えなくなった。

この日もスムーズに行けたため、30分以上早く着いた。よし、お散歩だ。
バリバリの観光客がにわかNew Yorkerを気取って、通勤客に交じって歩く。ああ、これが本当の通勤だったら、私の人生どんなに素晴らしく薔薇色だろうと、叶ってもいない夢の疑似体験を楽しんだ。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?