子の1歳の誕生日を考えながら
もうすぐ、子が1歳になる。つまり、それは我が家から乳児がいなくなるということ。幼児へのカウントダウンだ。
これからの日々がとても楽しみで、赤ちゃんからの卒業がとても寂しい。
生まれたての頃は、ずいぶんと気を張ってきた。産後ドゥーラの手は借りたものの、1歳になるまで、本当に夫婦だけで乗り越えた。それは私たちにとってかけがえのない時間だったけれど、今考えると、もう少し人に頼ってもよかったんじゃないかとも思う。
コロナ禍でみんなどうしたらいいかわからない頃だったから、「赤ちゃんに何かあるといけない」と遠慮がちで結局夫婦と子どもだけが残った。”if”の世界ではいろんな人との交流があっただろうと思うと口惜しいが、それはそれでもめごとが起こったようにも感じるし、これでよかったのだな。
「赤ちゃんを生かす」ことに精いっぱいで気づいていなかったけれど、これからも「子との生活」が続くのだと、最近は実感できるようになってきた。
さて、1歳の誕生日は、どう迎えようか。祖父母と祝ってもよし、一生餅を背負わせてもよし、選び取りカードで未来を占ってもよし。私は、スマッシュケーキをやってみたいな。それで自分たちで写真と動画を撮って、さらには写真館でプロにも撮影してもらうの。全部、叶えようか。
子の胸に手を当てると、妊娠中のエコー検査を思い出して感慨深い。おなかにいた記憶がもう遠くて。夫はコロナ禍で妊婦健診に付き添えず、エコー検査で見た心拍は私しか知らなかった。今はみんなの前で脈打っている。同じ鼓動が目の前にあるのか……。
どうかこのまま、何事もなく大人になりますように。
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