サステナビリティについて

まがりなりにも、サステナビリティの分野に足を踏み入れて早4年。
ありがたいことに日々、クッキー屋さんにかならずしも関わらないようなサステナビリティに対する考えや情報がたくさん身の回りに溢れている。

一方でよく、どこでサステナビリティについて学んだのか?どうやって学んだのか?どこに情報があるのか聞かれるのだけれど、その度にいつも明確なこれ!という答えを出せない。もちろんいくつかこれという本やホームページ、映画はあるのだけれど。それ以上にこれまでに出会ってきた色んな人やものごとから教えられて、サステナビリティ、より良い環境や社会へのアクションに対する考えが日々ブラッシュアップされてしたように思う。

これから自分の頭の整理も兼ねて、良い情報や自分の考えを少しずつ文章にまとめていけたらと思います。

そもそもサステナビリティとは持続可能性のことであるが、
近年よく使われているサステナビリティという言葉を、わたしは、すべてのひとや生物、社会、環境にとってよりよくなること、だと考えている。

自分と身の回り、地域の人、国の人、隣の国の人、世界の人、環境、更にその先の宇宙へと
自分起点で身の回りから少しずつ遠いもの、すべての影響を考えて、よりよくなるようなこと。

もう2023年のいまさら、自国の利益にしかならないようなことや他国に不利益をなすりつけること、現在の利益のために回復不可能なレベルで自然を搾取すること、将来世代の未来を奪うことをしている場合ではない。それはもう1900年代にやりつくして、2000年代に入ってからたくさんの代償を払っていることを私たちは知っているではないか。
環境問題、貧困問題、食糧問題、人種差別、ジェンダー差別、はたまたセルフラブなど、こういったあらゆる問題はなにか一つのイシューを解決するためにトレードオフされてはいけない。もちろんすべてを同時に解決することは不可能だけれど、常に他のイシューへの影響を考えなければならない。

マクロな視野を持ちながら、ミクロな、ときによっては自分のための、自分で起こせるアクションをとること。

これがサステナビリティなんじゃないかと思う。
だからサステナビリティを実践するにはマクロな視点を手に入れなければいけず、そのために色んな身近な問題から世界や地球の問題の存在を知らなければいけない。
ただ、その視点を手に入れたならば、サステナブルなアクションは身近なところからはじめられる。むしろ身の回りが一番大切とも言えると思う。
サステナビリティや環境問題は大きすぎてどこからはじめていいかわからない、個人ひとりじゃなにもかわらない。そんな意見もたくさん聞いてきたけど、私はそうは思わない。
マクロな視点で物事を捉えながら、まず一番身近なところからアクションを起こす。
この前向きなアクションに参加する人が増えていけば、小さなアクションが紡がれて、きっと大きなアクティビティに、そして社会によいインパクトを起こしていけると私は信じています。

うまくいくことばかりじゃないし、
効果は生きてる間になんにも目に見えないかも。
だからこそ長い目で気楽に、でも諦めずにわたしはこのサステナビリティという分野に、なにかほんの少しでも力になれるように、これからも関わって行きたいと思う。


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