療育園との出会い

問い合わせの電話をしてから数日後、隣町にある療育園に出向いた。

園長先生が色々お話を聞いてくださった。
鳩山由紀夫夫人のような華やかな見た目かつ生活感を感じさせない何処かミステリアスな印象の園長は、柔らかい口調の中に、時折核心を突くような、ドクターなら断言しないような、未来予想図をチョイチョイ挟んで来るのである。

在園児や先生たちに紛れながら、黙々と
おもちゃで遊んでいる次男を見ながら

ん〜この子はうちに入っても一年くらいで幼稚園に行けるな〜
今はちょっと発達も遅くてお話出来てないけど
2歳半くらいから話し始めるかな〜
年少で幼稚園入ったとしても、みんなと同じ事出来ないから、目立っちゃう年中から入園すると紛れられるわ。
今は信じられないかもだけど、お勉強出来るようになるわ
小学校は普通級でいける

などなど、"鳩山夫人"からポンポンと出て来た。

どこか、やっつけ仕事感が否めなかった療育センターの職員より、こちらの園の先生達は全力で笑顔いっぱいで在園児と接していて、私は初めて、愛のある場所ってこういうところなんだなぁと直感的に感じ、この療育園に通うべく、プレコースに入るのをその日に決めたのである。

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