ゆきち
顕至院俊亨(河原俊亨)の思想を忘れないように、カタチに残します。 自分だけではどこかに埋もれてなくしてしまいそうなので、ここにアップロードします。 誰に見て欲しいわけではないですが、インターネットという場所に保存することによって、誰かの目に触れて、何かを感じてくれたら、僕がひとりで抱えているよりも価値があると思っています。
はじめに 川の流れは絶ええることはなくしかも元の水ではない。淀みに浮かぶ泡沫は消えては現れ現れては消える。兼好法師の世界を想起しながら二〇年の歳月を振り返り今後を思う。 すでに生れているものは必ず死に帰する。会えば必ず別れを迎えるのは必ず覚悟しなけまならない。人の世の情は絶ちがたく、無常の理が分かっているはずであるがかでない日々が過ぎるばかりである。無事が好日である。輝々として安寧な日々を誰もが願う日々があればよいと思う。 合掌
あそか苑の歌 作詞:河原俊亨 作曲:葉山丈二 一、天神の水清らけく昆陽千年の蓮座に 心とけあう円居あり 永遠の恵みを讃えつつ わが同胞とあいまつる 光り輝きかおばせて 華々咲き集う あそか苑 二、朝日子の光祥らか 今よそおえる花御堂 集いし人に瞭らけく久遠の誓いのいさおしに 優しき眼すみとおるともにうち連れ和やかに 愛々輝やかん あそか苑 三、六甲の風爽やかに 観音薩唾の花の里 人みな奇しき徳ありて、慈愛の庭に慈しむ 憩いの家とならんかな 心喜び清らにて 幸々 祈らめや
河原俊亨 (旧名 國廣 俊光) 昭和21年 12月11日生まれ 大分県国東 出身 29歳 住職継承 浄土真宗本願寺派 明照山円徳寺 第15代住職 44歳 社会福祉法人明照会 特別養護老人ホームあそか苑 設立 社会福祉法人 明照会 初代理事長 (後に、名誉理事長) 社会を変えたいと思っていた。 高い視座で社会を見る人だった。 未来から来たのではないかと思うくらい未来が見えていた。 恥ずかしがり屋だった。 お酒が好きだった。 人が好きだった。 努力家だった。 仕
河原俊亨は、父であり、偉大な社会的起業家であった。 晩年に、 人生の大半の、時間と健康と思考と資財をかけて創り出した「社会福祉法人 明照会 特別養護老人ホームあそか苑」という理念実践の場を奪われた。 あれは、魔女狩りであり、官製の「乗っ取り」であり、指導という名の「天下り先作り」だと、強く批判していた。 しかし、「社会福祉法人明照会 特別養護老人ホームあそか苑」が奪われようとも、私たちから理念は奪うことはできない。 河原俊亨の想いを自分の想いとし、強い意志と信念を自分の血肉
尊厳を喪うことなく 安養に生きる願いを育むことで いたわりの心と優しい言葉でもてなし 快適な住まいを造り 美味しい食事を差し上げ 痛みを和らげ 心配や畏れを取り除くことである。
平成二十四年四月一 特別養護老人ホームあそか苑 苑長 河 原 寿 子 明照会は、一九九二年二月十五日にビハーラを理念として、真に平和で豊かな慈しみに満ちた社会が実現することを願って創立されました。 宗教法人円徳寺の社会貢献事業として、伊丹市の中野の地で、仏教に誘われた、高齢者のための福祉施設を整備致しました。特別養護老人ホームあそか苑を中核として、高齢者の支援に必要な事業を加えて事業を拡大しながら、地域の福祉の向上に貢献し、一人ひとりが手を携えあって、痛みを取り除き喜
経に「人は世間愛欲の中にありて、独り生じ、独り死し、独り去り、独り来る。まさに行きて、苦楽の地に至りおもむくべし。自らこれに当たり、代わる者の有ることなし。(無量寿経)」と。 分かっていたことではあるが、高齢化社会と少子化社会が到来した。社会保障制度の破綻と増税が論議されているとき、東日本大震災が勃発し、国家的大災害の復興が叫ばれるとき、津波災害で福島原発のメルトダウンが誘発してしまい、宇宙人のような「鳩る」と権力に執着する「管る」に国民は翻弄されたまま数ヶ月が過ぎ
明照会 憲章 明照会は、一九九二年二月一五日、ビハーラを理念として真に平和で豊かな社会が実現する事を願って創立された。 その目的は手をたずさえあって痛みを取り除き喜びを分かち合う社会へのいざないであり、尊厳を喪うことなく安養にいきる願いをはぐくむことである。 明照会はこの精神に則り次の使命を担うことを宣言する。 一、すべての事業はビハーラの理念に基づいて行う。 一,福祉の充実と向上をめざして事業を推進する。 一、自立を原則として社会の諸問題に積極的に取り
書こうと思ってもペンが進まない。 というより、現実を直視することがツラい。 逃げない。 書き残す。 この経験をプラスの力にするためにも。 そして、いま自分の周りにいてくれる人の為にも。
noteをはじめるにあたって。 伝えたいことはたくさんある。 伝えないといけないこともたくさんある。 でも、コトバにすることが苦手。 だから書こう。 苦手で終わらすのは簡単。 少しづつでいいから書く