はじめに

はじめに
川の流れは絶ええることはなくしかも元の水ではない。淀みに浮かぶ泡沫は消えては現れ現れては消える。兼好法師の世界を想起しながら二〇年の歳月を振り返り今後を思う。
すでに生れているものは必ず死に帰する。会えば必ず別れを迎えるのは必ず覚悟しなけまならない。人の世の情は絶ちがたく、無常の理が分かっているはずであるがかでない日々が過ぎるばかりである。無事が好日である。輝々として安寧な日々を誰もが願う日々があればよいと思う。

合掌

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