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新卒だった自分に伝えたいこと

社会人になる実感がない、働くとかよくわからん、働き始めてもいないが既に働きたくないという新卒たちも多かろう。
私は社会人になることがとにかく嫌で、そのため就活も全然頑張らず超大手企業の選考が始まる前にほどほどのIT企業から内定をもらい就活を終えた。
入社1年目はいかにサボるかを考え、コンビニに行くフリをして会社の周りを散歩したりトイレで爆睡していた。
その後2年目以降紆余曲折あり、モチベーションを上げていったのだが、1年目の過ごし方にはとても後悔している。
もし自分が1年目の自分に会えたら伝えたいことを5つにまとめた。


1.新卒よ、自分から動け
社会人は自分から動かないと何も手に入らない。
仕事もプライベートにも言えることだ。
学生時代のグループワークやアルバイトでは仕事は割り振られるものだが、社会人は違う。
自分から課題を見つけ、声を上げて進めないと誰にでもできる単純業務しか任せてもらえない。
単純業務ばかりでは仕事の面白さはわからないので何事も問題意識を持って取り組むことが重要。

プライベートでも自ら学生時代の友人に連絡を取らないとあっという間に今までの縁が切れてしまう、なんてこともありうる。
同世代との新しい出会いという意味でも自ら動いてTwitterや趣味のコミュニティなどを活用して広げていくしかない。
異性との出会いもそうだ。居酒屋で声をかけたもの勝ち。
余談だが、同世代でおなじ会社で働く同期との絆は一生ものだ。
転職後の職場に同世代の人がいても同期ほど居心地が良くて仲が良くなれるコミュニティはないと言っても過言ではない。


2.正確に仕事をこなしていこう
新卒は確認をするという仕事が多い。(あくまでも私の経験上)
性格の問題かもしれないが私は確認系の仕事で怒られることが多かった。
確認をする際は間違い探しのように誤字脱字がないか全体のバランスは悪くないか細部まで徹底しよう。
報・連・相という言葉があるが、これもある種確認だと思っている。
自分の判断に不安があるときはとにかく周りに確認。質問しても嫌な顔をされないのは新卒の特権だと思う。
※ただし、相談のタイミングも大切。相手のスケジュールや忙しさを確認しよう。


3.ggrks(Google IS Your Friend)
2.でどんどん相談しようと言っているが、自分でわかることはまず自分で調べよう。
インターネットや会社のメール、チャットで調べればほとんどの問題が解決する。
どうしてもわからない時だけ相談しよう。
先輩社員はとても忙しい。時間泥棒にならないように。
上司から好かれるコツでもあると思う。


4.時間を大切に
社会人に限ったことではないが、自分の時間も相手の時間も大切にしよう。
電車でぼーっと座っている間に、同じ電車の中で読書や勉強をしている人たちもいる。
1の365乗は1、1.01の365乗は37.8。小さなことが積み重なって大きな差が生まれる。
1.01の法則を意識しよう。


5.発言しよう
新卒の頃、自信がなくて全く会議で発言ができなかった。今思えばもっとたくさん発言をすればよかったと後悔している。
いきなり配属されて会議に参加した時は、100巻以上ある漫画の30巻から読まされたような気分でよくわからなかったし、発言なんてできないと思っていた。
しかし、会議では素直な疑問や議論の結論の確認などの発言が非常に重要だったりする。
素直な気持ちで発言することが重要だと感じる。



新卒の頃は確認の漏れやミスで怒られることが多くかったが、怒られても自分という人間性が否定されてるなんて思わないことが重要だ。
注意してくれる相手がいることに感謝し、次回から頑張ろうという気持ちで取り組んでいこう。
(世の中には注意すらされなくなったしまった残念なオジサンたちもいるので注意されることさ本当にありがたい。)



最後におまけ。
社会人におすすめしたいのアニメを紹介する。


・SHIROBAKO
 アニメ制作の話だが、アニメに興味がなくても制作の仕事が分からなくても楽しめる。
 新卒がぶつかる悩みを解決してモチベーションアップに導いてくれるような作品。
・宇宙兄弟
 仕事に対する姿勢やチームワークなど非常に勉強になる。
 特に、やりたいことをやされてもらえないような気持ちになったときに刺さる作品だ。
・ゆるキャン
 慌ただしい社会人生活のオアシス。ソロキャンがしたくなる。

世の中では「社会の歯車」なんて言葉があるが、物はいいようだ。
社会の一員として周囲の人たちと協力しながらビジネスを進めていくことに面白さを感じることもできると思う。
社会人は楽しいぞ。

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