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【23卒】就活でやったことの覚え書き#後編

こんにちは。23卒です。
前編が今までで最もスキ!の回数が多くてびっくりしちゃいました。
そんで続き書かなきゃ…なきゃ…って思ってるうちになかなか時間が経ってました。やらなきゃいけないことってなんか後回しになっちゃいますよね、自分に腹が立ちます。
まああくまでも備忘録だし、あくまでも自分のためだし、いっか!って思ってたら書き始まりました。
では本編です。

※私のありのままの活動内容と感想を徒然なるままにのせていますので、背景や世情も異なる自分と無理に重ねたり、これに沿おうとか思わなくて大丈夫です。
※悪知恵ばっかなので注意。

月ごとのざっくり活動内容

10月からを書いていきます。9月より前を読みたい方がいたらこちらからどうぞ。

10月
・合説1つ参加
・ES5社提出
・インターン5社参加
・ワイシャツを作りに行く
11月
・大offerbox時代が始まる
・ES9社提出
・説明会5社参加
・インターン面接4社参加
・インターン8社参加
12月
・ES3社提出
・説明会7社参加
・インターン面接2社参加
・インターン3社参加
・本選考面接1社参戦
・テストセンターを受ける
1月
・ES2社提出
・説明会3社参加
・インターン2社参加
・本選考面接2社参戦
※説明会はセミナー・座談会を含み、質問会を除きます。

10月

焦り出す
サークルの活動がやっとひと段落した頃、私は焦り始めます。まず、私はどんな職業になりたいのかもわからず、それがわからなければ、どこまで努力すればいいかもわからなかったです。
とりあえず興味のありそうな建設業が集まる合説に参加します。
そういった分野が集まる合説とは?という感じですが、もうどこから見つけたかもわかりませんが、レイスフォーラムという説明会をなんかたくさんやってるサイト?企業があり、その会員登録をして、そのDMがきっかけで来たものになります。その頃はインスタでそういった広告がバンバン流れてくるので、バンバン登録していました。ただ有料の字がチラついたサイト・法人・個人が運営するサイトはすぐ見るのを辞めました。私の個人情報だけでなく、金まで出して何かを教えるよといったものは基本危ない・意味無いと思います。就活生とかいう弱者はすぐ漬け込まれるから嫌ですよ、ほんとにもう。
その合説から、少しでも良いと思った企業にはマイページを登録して、直近に開催されるイベントやESがないかを掘り進めていきました。

offerboxとの出会い
それでも5,6社くらいしか登録できません。
私はとにかくESを提出したり、イベントに参加して私好みのステキ(会社規模が小さくなく、名や歴史があり、長く働けそう)な企業を探したかったのです。だってもう10月、一個上のサークルの先輩は12月にはもう内定を貰ってました。私もとりあえずなんでもいいから一旦内定をもらって最悪を免れたかったのです。そのためには、就活に対する経験値を高めるために、数をこなしたかった。もうインターンのグループ面接ごときでウジウジしてしまってては年内内定はありえないぞと、自分のケツを叩いていました。

そんな時に、バイト先の同期からある情報を貰います。
「私、offerboxやってるよ〜」
何すかそれ!?藁にもすがる思いで聞き出します。
offerboxというアプリは、そこで自分の就活情報(ガクチカ、長所、希望職業)を入れると、勝手に企業がそれを見てくれて、勝手に「ウチの説明会や面接に来ませんか?^ ^」とメッセージをくれるというものでした(所謂オファー型採用)
最初は個人情報を公開するなんて…と思っていましたが、そうも言っておられず、とりあえず訊かれたことの70%まで情報を埋めます。
しばらくしてポツポツとオファーがきます。中小企業や中には地方の家族経営の会社からまでオファーがきました。100%まで情報を埋めると名を知る会社までもが来たりしました。
中小企業なんて…と失礼にも思っていた私ですが、自分が大手に合わずベンチャー志向が強かったら…?とか場数を踏むには最適なステップでは…?とかを考え、とりあえず、たくさんのイベントに参加していきました。
以下10月のハイライトです。

私のやりたい職とは?
私は職種と業種の違いもわからず、キッザニアで職業体験をする赤子のような気持ちで考えていました。その中で、1番最初になりたかったのが不動産。しかし先人の教えから、希望を1つに絞ってはいけないというのを見て、直感的に気になる職に携わる企業のマイページに登録していきました。主に
・不動産仲介
・商業施設の運営(不動産管理)
・デベロッパー(不動産開発)
・ゼネコン
・ハウスメーカー
・鉄道会社
・ビール会社
・化粧品会社

そしてESを出す段階で気付きます。
「弊社に興味を持たれた理由は?」
「インターンに参加したい理由は?」
という問いに全く答えられないことです。
特に、ビールとか化粧品、ハウスメーカーはそうでした。デベも。
身近にあってお世話になってて好きだから、登録したんだけど…そんなことは書けません。実際にそう書いてみたのですが、普通に落とされました。その段階にいるなら君は要らないと言われてるみたいでした。
消費者と従事者は全く視点が違うんだと実感しました。消費者のままで応募しても、その商品のことしか知らない訳で、今から新卒採用ページだけ知ろうとしても10月からでは遅かった。11月からだともっと遅かった。
ここで私は諦めてしまいました。もう少し諦めなかったら…?大手思考を捨て切っていたら?とも思いますが、そこまで努力をする気力も無いダメ人間でした。就活は早め早めに始めないと自分の将来の選択肢がグングン狭まると実感しました。

オープンチャットとの出会い
またもやバイトの同期に情報を聞き出しました。
LINEのオープンチャットに参加せよ。というものです。今風な2chのようなもので、匿名で表題に沿ったトークテーマで語り合える場所で、就活生が情報を交換する場所でした。
「〇〇卒 金融」とかで検索すればすぐ入れます。
そこで私も不動産などのオプチャに入っていましたが、入ったことでより焦ります
トークは〇〇社のES通った?とか面接通ったわ〜とか私の2段階先の話をしてて、
「うわっ…私の就活、遅すぎ…!?」
と毎日口を手で覆うことになります。
そのことで逆にやる気になったり、負けねーぞという気持ちになったりと、世間とのズレを確認することができました。
といってもオプチャに入る人なんで意識が高いので意識が高い界隈の世間ということで、それに追いつくことで世間からしたら私も意識が高い側にいることができたのかもしれません。

あと、オプチャでWebテストの解答が出回っていました
これだけだとだいぶ語弊がありますが、webテスト専用のオプチャもあったのです。
わからない問題を教えてもらったり、解答集を作り合ったり、あの企業のwebテの種類は玉手箱だとかの情報だったり、就活生の知恵を垣間見ることができました。
以降からwebテも得意になり、webテで落とすことはほぼなくなりました。怒られそうなのでこれ以上は個人的に訊いてください。

エンカレッジの18社エントリー
前編にて先述したエンカレッジ公式のLINEを登録してたのですが、そこで1個のESを18社に勝手に送りつけて、採用された場合はメールがくるというシステムがありました。
場数踏みには使ってみてよかったので紹介しました。

11月

初めての対面インターン
選考に受かり、初の2daysインターンを対面で行きました。好きなグループ会社の子会社だったので、もうここに骨を埋める気で参戦しました。
御社をもっと好きになり、ここで働きたいと思いました。最終日には同じグループの男性2人とも仲良くなり(私以外皆男性だった)終わった後ご飯に行って情報交換もでき、非常に有意義な時間でした。
御社はこのインターンを経て、次のステップ?というよりかはより現場に近い形のインターンの選考があると案内され、その選考があったのですが、同じグループで私だけ落ちたことがわかり、その2人とはそれっきり連絡を取ることはありませんでした。悲しい体験。

生保のインターン
初めて生保のインターンに行った話です。
私は元より、金融には微塵も興味がなかったのですが、インターンが受かりやすいとの話から選考を受け通ったので体験してみました。
生保のイメージがガラッと変わりました。
今までは、生保となると保険は無駄とか生保レディとかノルマとかあまり良くない言葉ばかりを耳にしてきましたが、
そのインターンでは生命保険の意義や企業が目指していることを冷静にも熱く語り、特に人事が最後に話した、自分が親が入っていた保険のおかげで学業に専念できた、といった体験談が胸打たれ、そこで働く社員に憧れました。
インターンが楽しいな〜!と思え、前向きに就活ができるようになったきっかけです。

場数を踏んで
世はofferbox時代となり、そこから連絡をとったのは合計9社。説明会・本採用面接などいろいろ行いましたが、なにが変わったか?と訊かれると、
・人事と話すことのハードルが低くなった
・ベンチャー志向は向いてないことが分かった
・全国転勤は無理なのが分かった
の3点でした。
1つ目の人事との対話のハードルですが、
たくさん人事と話したことで、オンライン面接や録画面接なんかでは緊張しなくなりました。
というのも、悪知恵を身につけたからです。
zoom等のアプリ画面の上に台本を書いたメモ帳アプリを開き、カメラの真下の位置に置きます。
メモ帳のサイズは向こうから目線が移ることがバレないように横を短くし、スクロールしながら読み上げます。録画面接も前はスマホからでしたが、同様の方法でパソコンで録画するようになりました。
そんなこんなで完璧で笑顔もする余裕のある面接ができるようになりましたが、それでも落ちることには落ちてしまいます。ですが、落ちる会社は決まって体育会系ノルマゴリゴリ会社でした。
適性に合ってないんだなと落ち着いてお祈りメールを読み、次に進められたのと同時に、そういった毛色の会社の選考には応募しないと決めて効率を上げていきました。

バイト
この月からは就活なので…と週2勤務にさせてもらっていました。
インターンは楽しいものの、半日は確実にとられるので時間のコスパが非常に悪く、バイトをやってる暇はまじでありませんでした。
逆にこんなにバイトしてないのにインターンはこの月で8社しか行けていない(遊ぶ日はちゃっかり確保してました)ので就活ガチるならバイトはガチれません。

12月

テストセンター
なんとなくインターンに参加した不動産仲介の会社から連絡があり、本社で1対1で説明会がしたいと言われ、行ったら早期選考に通った企業がありました。(なにそれ?)
そこで遂にテストセンターでテストを受けてこいとのお達しが下され、その当日までの3週間でSPIの勉強をすることになります。
中学受験は経験してるものの、算数はちんぷんかんぷんだったので、20時間勉強しても割合の計算が7割できないかな?くらいでした。
これ無理かも…と思いながら当日受験してみると、本や玉手箱の過去問で勉強したよりも数倍簡単でひどく拍子抜けしました。
無事通過して、1月に最終面接を迎えることとなります。

ハウスメーカーでの失敗
この月にあったハウスメーカーでの対面1dayのインターンではその参加特典として、早期選考に進むことができました。そのためにwebテストを受ける案内をされ、その締切を見事に忘れてしまいました。
その時は「やっべー☆」くらいで、次の案内でやればいいかと思っていました。
しかしそこから2度と案内が来ることはありませんでした。これが私の就活史上最も後悔したことです。
早期選考を辞退したとみなされ、辞退ということはその会社に受けるつもりが無いということで、そりゃ2度と案内は来ない訳で…。
インターンの選考ばかりでやり直しが効くとばかり思っていたが、非常に甘ったれていました。勝負はもう始まっていたんだと。
割と大きい会社で名があって、その中でも楽しそうな仕事内容だったのに…と今でも後悔しています。時は戻せません。

ESの見直し
11,12月がインターン選考のピークだったので、自然とESを沢山出すようになります。企業から問われる事項や文字数が地味に異なったりするため、いつでもコピペできるようスプレッドシートで提出したESの回答をメモしていました。そこから、自分のガクチカはこれでいいのか?面接で他にどんなエピソードを話せば良いのか?と考えるようになり、自己分析の本を買い、再度ガクチカから考え直します。
最初からガクチカ!!と考えても答えが出ないので、私はバイトではこれ、サークルではこれ、学校ではこれを頑張ったな〜というエピソードをつらつらと書いていき、きちんとした文章にまとめた上で、このエピソードはガクチカに使おう、このエピソードは長所に使おうと当てはめていきました。
また、社会人基礎力というものがあるのですが(本の知識)、ここから私に最も当てはまるものをいくつか探し、それに当てはまるエピソードになるよう元の内容を改変していきました。
最後に、あるインターン選考で「小中高の自分の性格やエピソードが訊かれる」とオプチャで囁かれていたため、小中高の自分がどんなことをやったかをリストアップしたことで、自分はこういう性格だったな〜とかこういうこだわりがあったな〜などを考えるきっかけになりました。
ちなみに、その質問は実際に問われましたが、私は選考に落ちてしまったので、より深く自己分析する必要があったと後悔します。

1月

1月にもなるとインターン募集はほぼ無くなり、代わりにシンプルな説明会が増えます。そしてインターンを受けた企業からは早期選考案内が届き始めます。
つまり12月までに就活を始めないと早期にはほぼ乗れません。
本選考の面接も始まったりと緊張が増してきます。初めての本選考の面接はwebでしたが、普通に落ちました。企業理解が普通に足りてなかったです。
これと同じことをより志望度の高いとこでやらないように、企業分析をメインに面接対策を始めます。
良かったのが、ワンキャリアのPC版サイトです(登録必要です)。過去に内定をもらった人のESや面接で聞かれたこと、面接官の特徴などが書かれており、非常に参考になります。
またこれは3月以降の話ですが、その時期にワンキャリアを見ると既に早期選考で受かった人が投稿しており、自分が次の面接で訊かれる内容が丸々書かれていて、ほぼカンニングすることができます。
PC版の方がスマホ版より見やすく、あとなぜか情報量も違う(自分の調べ方が悪かったかも)のでPC版が良いです。

初めての最終面接
遂に最終面接を迎えます。その企業はグループ面接で偉い人事3人、学生3人で1時間弱の面接でした。
私は初めての最終面接だけでなく、初めての対面面接だったのでガッチガチに固まっていました。
コートは建物に入る前に脱ぎ、椅子にはコートを裏返しにしてかけるという学校で習ったビジネスマナーをしっかり発揮して、案内役の人事とライバル学生と対面します。
人事は「あそこのドアを3回叩いて失礼しますと言って、入ったら一礼、座る前に大学名と名前をそれぞれ述べて、椅子に座る許可が出たら座るんだよ。終わったら椅子から立ち上がって一礼、出て行く時にはしなくていいよ。」と丁寧に教えてくれました。ありがたい、優しい。今後の面接でも存分にそのマナーを発揮していきます。
そして面接部屋に3人で入り、事が始まる。私は1番最後の自己紹介だったので、先の2人の自己紹介に耳を傾けていると、ひどく声がガタガタしていて思わず笑いそうになりました。私は最低なので2人の大学名を聞き安心したことで、緊張で声は震えつつもなんとか答えに詰まることなく無事に終える事ができました。
3日後くらいに電話で、合格も貰えてひと段落。
ひと段落しすぎたのかもしれません。

その後

2月
・インターン3社参加
・説明会3社参加
3月
・ES3社提出
・説明会2社参加
・面接1社参戦
4月
・ES2社提出
・説明会3社参加
・面接2社参戦
5月
・面接1社参戦
・内定を貰う

2月以降は堕落も堕落、落ちぶれていきました。
新しいバイトを週3で入れ、普通に遊びます。まだ選考は残っています。
2月3月はバイトとサークルで忙殺されてほぼ何もやりませんでした。
早期内定を貰えたのはまあまあ名のある会社で、最悪そこでよくね?という感情がありました。それが気の緩みだったのでしょう。
4月、最も入りたいと思ってたデベの会社に落ちて目が覚めます。

あれこれやばくね?
これで後1個落ちたら不動産いけなくね?

そして焦りとワンキャリアパワーでなんとか受かります。
私は焦りが無いとダメな人間だったようです。ダメですね。
結局インターンにあれだけ参加したのに、
選考に応募した数はたった7社でした。
絞りすぎだとは思いますが、そこ以外受けたいところがなかった、なんて我儘ですね。
私を拾ってくれた、見染めてくれた人事の方々には感謝しきれません。

最後サラッと書いて終わらせてしまってすみません。
早期内定で人は変わってしまいました。早期内定も考えものです。

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