ヘアスプレーが日本で上演できない!?
※拙い英語力でお伝えしていますので間違いがあればご指摘ください※
今年の6月に日本初演予定だったミュージカル『ヘアスプレー』ですが、黒人の役は黒人の、白人の役は白人のキャスティングを要求することを決定しました。
なんでこんなことになったかというと、このOnStageブログで、『ヘアスプレー』が白人だけのキャストで上演されているプロダクションがあるということや、キャスティングの際の人種に関して明記されていないということを批判した記事を公開しました。
そのリンクをInstagramでシャイマン氏をタグづけし意見を求めたところ、上記のようなコメントがあったという経緯です。(コメントめっちゃ長文だよ)
まだ日本や韓国など、無理じゃん~となる国があることについて、明確に言及はありません。
ただ、この言葉をそのまま解釈すると、日本でのキャスティングは相当難しくなります。
クリスタル・ケイさんのような、ハーフのミュージカル俳優さんがめっちゃ出てくるとかしない限り。
しかもそうだったとして、それはそれで日本の中でアジア人差別が生まれるという謎のループにハマるきがする・・・(T_T)なんだそれ
知らないことを知るきっかけに
まあヘアスプレーのことはどうなるかわからないですが、先日「日本とブロードウェイと人種差別」という記事を書きました。
わからないながらも発信してみると、より知りたくなるもので、この後もいろんな情報を追ってみていると、たくさん知らないことがありました。
精神的な差別だけではなく、社会の仕組み上の差別が存在すること。
略奪・暴動が起こってしまう背景
実際に差別を受けてきた人の言葉。
そして日本人の友人からは、海外でアジア人として黒人に差別をたくさん受けてきたこと。
だから、自分たちもやってるじゃないか、と、あまり味方になれないという気持ち。
意見はかたまらなくていい!
私は選挙は行くけど、政治は全然わからない。
そしてこういったレイシズムに関することだって、わからない!!
だから、発信がこわかった。無難に、たたかれないように、生きてました。まあ今もだけど。
でも、こうして発信してみると、「わからないから」と遠ざけていたことを、考え、知るきっかけになりました。
でも、まだ意見は固まりません。
というのも、「いやいや、ゆうて略奪は意味わかんなくね?」って思ってたんです。ここに張り付けたインスタの二つの動画を見るまでは。
そう、知ることで意見は変わる。
さらに、私がもっと差別を体験したら、考えは変わるだろうし、怒りがおさえられず、略奪や暴動も起こしてしまうかもしれない。
だからこそ、強い意見でなくとも、考え、共有するのが大事だと思うのです。
で、忘れちゃいけないのは自分と異なる意見の人を説き伏せようとしないこと。見て不快な人の発信は見なければいいし、自分の意見は自分の場で発すればいい。
発する大切さ
もし日本人がこのままレイシズムに対して意見をあまり発しなかったら、海の向こうで決められたルールをそのまま受け入れざるを得なくなって、海外ミュージカルを日本でキャスティングできなくなるかもしれない(T_T)
そんなの嫌~!!
たしかに『ミス・サイゴン』を最初見た時は、アジア人と白人という設定がわからなくて、一回で理解しきれないところもあったのは事実。
でもそれはキャスティングでなくても、設定を理解すれば解決すること。
日本語で見る楽しみも捨てたくないよ。。。。
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