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旅せよ!キュンパス〜その2〜

前回のつづき。

かつて、蒲原鉄道を分岐していた五泉駅。現役時代最晩年に訪問したけれど、デジカメやスマホのない時代だったこともあって、写真を残していないのが悔やまれる。

こちらは、蒲原鉄道廃止から数年後に撮影した廃線跡の様子で、いかにも線路がありましたという雰囲気がありあり。

上記とほぼ同じ地点での今回の写真。カーブの形状が何となく廃線跡を思わせるものの、きれいな舗装道路に生まれ変わっていた。

駅前の駐車場に戻ると、五泉市の公用車と思われる軽自動車。希望ナンバーの5000で揃えているのが面白い。

駐車場奥に設置された公衆トイレは、蒲原鉄道の電車をイメージした建物になっていて思わずニヤリ。

五泉駅へ戻り、次の列車を待つことに。

先ほど乗ってきた馬下ゆきディーゼルカーが回送で折り返し、颯爽と通過していった。

やって来たのは、会津若松ゆき。

四人掛けのボックスを独り占めして出発。

広々とした阿賀野川に沿って走る。

途中の津川は、狐の嫁入り行列で知られるところ。

行列の面々だけではなく、見学者や警備の警察官、駅員までがキツネのメイクをするという徹底ぶりなのだそう。

ここまではワンマン運転だったが、女性の車掌さんが乗務してツーマン体制となる。

新潟県から福島県に入り、ラーメンと蔵の町として名高い喜多方にて下車。

駅前からは、電線地中化ですっきりした道路が伸びている。

駅近のラーメン店は、残念ながら本日休業。有名な坂内食堂は、歩いていくにはやや遠い。

仕方がないので、セブンイレブンにて缶ビールやおにぎりを調達。

後続の喜多方始発会津若松ゆきに乗って、磐越西線の中心地会津若松まで。

                        〜つづく〜

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