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南武貨物支線を歩く。

今回は、昨年12月初頭のお散歩日記。

鉄道趣味には様々なジャンルがある。私の場合、自他ともに認める「乗り鉄」派。時刻表に載っている旅客列車はもちろん、時刻表にない貸し切りの団体列車に乗ってみたりもする。

そんな「乗り鉄」でも乗れないのが貨物列車。専用の貨物線というのも、全国津々浦々に巡っているのだ。

貨物列車は無理でも、貨物線を走る旅客列車なら乗りたいという輩はやはり大勢いて、そんな趣味人向け団体列車の募集っていうのもある。ほとんどの場合、受付開始から瞬殺で売り切れるらしいけど。

今日の行く先は、南武貨物支線。「乗り鉄」はちょっと返上し、にわか「撮り鉄」になってみようとの魂胆ね。

自宅最寄りの京王相模原線南大沢を出て、京王稲田堤でJR南武線に乗り換え。武蔵小杉まで移動した後、長~い通路を歩いて横須賀線や湘南新宿ラインが停車するホームへ。横須賀線電車で一駅、新川崎まで進む。

下車すると、右手に横須賀線や湘南新宿ライン、相鉄・JR直通電車を眺めつつ、徒歩で南下。新鶴見信号場と呼ばれる辺りから、貨物専用南武支線の尻手連絡線が単線で分岐するのだ。

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上の地図で「江ケ崎跨線橋東」とある“東”の文字の真下あたり。ここで、最初の踏切を発見した。

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その後も、踏切がある度に寄り道。

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こんな住宅地の間を通る路線だけれど、北日本と結ぶ主要ルートになっていて、一日何十往復も貨物列車が走っているとか。それだけに、客を乗せて走る列車が入るスキマはなさそうだね。

そして、幾度目かの踏切が近づいた頃、警報機の音が聞こえ始めた。

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来たっ! 貨物列車だ。

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国鉄時代から活躍する電気機関車EF66が、力強く牽引している。

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いやあ、迫力満点ですなあ。

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詳しいダイヤを知りたいのなら、隠れたベストセラー「貨物時刻表」もあるけれど、今日のところは予習なしで出会えたからよしとしよう。

いつか、この路線を走る旅客列車に乗れたらなあ。

この後は、川崎駅前の「銀座ライオン」で一人昼飲み宴会を楽しんだのであった。

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