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特急「鎌倉(平日おさんぽ号)」に乗ってきた

特急「鎌倉」は、土休日をメインに武蔵野線の吉川美南から横須賀線の鎌倉まで走る臨時の特急。この6月は、さらに金曜日のみ運転の特急「鎌倉(平日おさんぽ号)」が追加されたのだ。

そんなレアな特急に乗るべく、吉川美南駅へ向かう。自宅からは、「京王ライナー」〜中央・総武緩行線〜つくばエクスプレス〜武蔵野線というルート。

吉川美南は、2012年に開設されたばかりの新しい駅。

2番線の発車案内に「特急鎌倉」と出ていますねえ。

ホーム端には、撮り鉄風の若いカップル。

特急「鎌倉(平日おさんぽ号)」が、回送で入線してきたよ。乗務予定の車掌さんも、ホームで待機中。

発車直後は、まだまばらな車内。南越谷、武蔵浦和、北朝霞、新秋津、西国分寺と他の線区から乗り換え可能な駅に停まる度、お客さんは増えていく。

西国分寺発車後は、半分以上の座席が埋まった。

武蔵野線の電車は府中本町が終点なのだけど、線路はその先も続いていて、普段は貨物列車だけが走っている区間。この特急は、そんな貨物列車専用区間へと入っていくのだ。

府中本町を通過した後、南武線と並んで多摩川を渡り、こちらはトンネルに突入。

何本かのトンネルを抜けると、眼下を横切るのは「京王ライナー」で通ってきた京王相模原線。

稲城駅のすぐ横。

稲城駅ホームから通過する貨物列車を見た時の構図。

さらに長いトンネルを走って小田急とは地下で交差。ようやく地上に出るのは、東急田園都市線宮崎台駅を過ぎたあたり。

ここは、梶ヶ谷貨物ターミナル駅がすぐ横にあるところ。そしてまた、長いトンネル。武蔵小杉駅の真下を通り過ぎる。

トンネルが終わると、横須賀線武蔵小杉の少し先で、相鉄・JR直通線も走る別の貨物線と合流。

横須賀線電車と並走しながら、新川崎駅のすぐ横を通り抜けると、東海道線、京浜東北線の線路を跨ぎ、鶴見駅の横でそろそろと停車した。ホームはないけれど、運転士さんが交代するようだ。

相鉄・JR直通線は、このまま貨物線を突き進み、羽沢横浜国大駅の手前で相鉄との連絡線に入るのだけれど、こちらは鶴見を出るとすぐに東海道線へ合流と忙しい。

神奈川県の県庁所在地横浜に停車。この駅で下車するお客さんや新たに乗ってくるお客さんもいる。

横浜を発車すると、またガタガタと線路を横切る音。鎌倉へ行くため、横須賀線の線路へと舵を切っているんだね。

保土ヶ谷、東戸塚、戸塚と横須賀線が停車する駅は通過。主要駅大船だって、一瞬止まっただけでドアは開かずにすぐ発車。

北鎌倉で大勢の乗客を降ろし、もう一駅進んで終点の鎌倉到着。吉川美南で見かけた撮り鉄のカップルがいたよ。乗り鉄でもあったのね。

江ノ電の始発駅でもある鎌倉は、平日だというのに国内外からの観光客で大賑わい。

ワタクシはと言えば、横須賀線電車に乗ってスタコラサッサと逃げ出したのでありました。

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