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18きっぷで伊豆急行へ

2023年夏の18きっぷ第一弾は、茅ヶ崎往復のみで一日分の元は取れず。2日目はもう少し遠出しようということで、伊豆半島を目指すことに。

8月アタマの火曜日、自宅最寄りの京王相模原線南大沢から下りの始発電車で出発。橋本でJR相模線に乗り換えて、18きっぷの使用開始となる。

この相模線電車も始発で、4両編成ワンマンは女性運転士が担当。約1時間で茅ヶ崎に到着し、東海道線に乗り換え。18きっぷシーズン真っ盛りなので、車内は混み合っている。通勤客よりも長距離客の方が多い感じ。

熱海までの約50分、結局座れないままだった。

熱海駅1番線に停車中の伊東線伊東行き。JR線内のみ走るけれど、車両は伊豆急行所属。昔、東急で走っていたお古の電車なのだ。

元々は、ロングシートのみだったけれど、西武鉄道特急車両のこれまたお古の座席を流用して、ちょびっとグレードアップ。トイレも設置された。

8時少し前、終点伊東に到着。線路はこの先も続いているけれど、ここからは伊豆急行の路線。なので、18きっぷが使えるのも伊東まで。

伊豆急行に乗り放題となるフリーきっぷは、伊東駅みどりの窓口で発売しているというので来てみると。なんと、営業開始は9時から。

伊東から終点の伊豆急下田まで、片道運賃は1,690円。それが、フリーきっぷだと2,000円なので単純に往復するより断然安いのだ。これは、窓口が開くまで1時間待つしかあるまい。

というわけで、駅から歩いてすぐの海岸まで行ってみた。

この後、海水浴客で大賑わいとなるのだろうか。それにしても暑い。

こちらが、伊豆急行フリーきっぷのご案内。

9時まで待って、ようやく入手したよ。東京駅では在庫なしだったチケット袋、伊東駅には残っていたのでありがたく頂戴した。

伊豆急下田行きは、さっきと同じ伊豆急行の元東急車。

途中、伊豆諸島が車窓から見える風光明媚な区間。いつか、海を渡って行ってみたいなあ。

伊東から1時間ちょっとで、伊豆急下田到着。

路線バスで石廊崎まで行ってみようかなとも考えたけれど、いやはや暑いのなんの。もうちょっと海からの風でも吹いてくればいいのだけれど。

体力消耗は避けて、駅の近所を歩いてみることに。

江戸時代末期に下田開港が決まり、ペリーが再びやって来て上陸したのがこの地なのだとか。

暑いのは変わらないけれど、海が見れたからまあよしとしましょうか。

駅の売店で、静岡のビールとそら豆を買った。ロクに観光もしないで、すぐに電車へ乗り込んでしまう。やっぱり、自分は乗り鉄兼飲み鉄だなあと実感するばかり。

それでもさすがに、このまま伊東まで真っ直ぐ戻ったんじゃあ面白くないよね。

往路でちょっと気になっていた伊豆稲取駅に降りてみた。

稲取漁港までは、駅から徒歩ですぐそこ。

なかなかいい雰囲気だけど、さっきまで曇っていた空が晴れてきて、ますます暑くなってきた。

後続の電車は、数年前までJR東日本の千葉地区で走っていた車両。千葉の前は京浜東北線だったから、2回目の転職って感じかな。ここでは、アロハ電車と名乗っているようだ。

途中の伊豆高原駅では、伊豆急行の目玉商品キンメ電車と行き違い。こっちにも乗ってみたかったなあ。実は、伊東駅ですぐにフリーきっぷが買えていたら乗れていたんだよね。

アロハ電車は、伊東線に直通して熱海まで。両社のフリーきっぷを持っているから、そのまま乗り通してもOKなのだ。

熱海からは、普通列車のグリーン車。期間限定でJREポイント400円分にて乗れるのは、超お得。

はい。またしても飲み鉄モード全開。

アルコール2本が空になる頃、車窓には大粒の雨。少しは涼しくなってくれるといいなあ。

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