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「ときわ路パス」で茨城県へ。〜その3〜

その1

その2

の続き。

勝田から乗車したのはいわき行き。10両編成という豪華版だけれど、車内はオールロングシート。それでも、空いているのはいいよね。さっき、那珂湊駅近くのコンビニで買っておいた缶ビールをぷしゅっと。

下車駅はこちら。

駅内から見える太平洋が美しい。

ガラス張りの展望室と言ってもいいぐらいの駅舎内。右手奥はカフェとなっている。今日は日曜で混雑しているようだが、以前空いている時に利用した一コマをご紹介。

駅を出て、海岸の見える場所へ。

東日本大震災の時、日立市内には4mの津波が押し寄せたそうだ。

高台にある日立駅へ避難できるよう階段が設置されている。普段使いもできるので、ここを利用して降りてみた。

太平洋に張り出したバイパスの橋脚。平穏な日常がいつまでも続いてほしいと願うのみ。

海を見ると、なぜか安心してしまうし、旅の大部分が満足に終わったような気にもなる。

さて、少し早いけど帰るとしようか。

日立駅に停車する特急「ひたち」の空席をネットで確認。油断していたが、やはり日曜日。空席はあっても、通路側がわずかに残っているのみ。これじゃ、缶ビールも飲みにくいよなあ。

勝田始発の特急「ときわ」なら、窓側もたっぷり空いている。停車駅は「ひたち」より多いけれど、先を争って急ぐわけでもなし。日立から乗車するより特急券は700円ほど安くなる。往路で急遽グリーン車を奢ったしね。

勝田まで普通列車で戻り、駅のコンビニでしっかり燃料補給。ホームで待っていると、「ときわ」入線。

座席上の黄色いランプは、次の水戸からたくさん乗ってきますよというお知らせ。発車時刻間際になって、駆け込みで特急券を買う人が多いようだ。

空いていた我が隣りの通路側も、土浦から女性客が登場。それまでには燃料消化済みだったので問題はなし。

好天に恵まれた茨城県の旅でありました。
                      〜おわり〜

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