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「ときわ路パス」で茨城県へ。〜その1〜

2月26日(日)は、2月中で唯一の土休日休み。せっかくなので、ちょっとだけ遠出してみよう。

茨城県内のJRや私鉄各線が乗り放題の「ときわ路パス」は、期間限定の土休日のみ有効なフリーきっぷ。50歳以上が対象の大人の休日倶楽部会員ならば、約500円割引価格となるのも好都合だ。

早朝自宅を出て、京王線、山手線、常磐線と乗り継ぎ、茨城県南端の取手に到着。早速、自動券売機で「ときわ路パス」を購入する。帰りは、取手から先が別払いとなるので、東京駅までの乗車券も別途買っておいた。

次の常磐線下りは、勝田行き。最近のダイヤ改正で、常磐線の普通列車は大半が土浦で分断されてしまった。県庁所在地の水戸まで乗り換えなしで行ける普通列車は貴重な存在なのだ。

やって来たのは、E531系と呼ばれる交直両用電車の10両編成。空いていることを期待して先頭車に乗り込んでみたが、立ち客もたくさんいて大盛況。

う〜む。3月になって「青春18きっぷ」の利用が始まったら、もっと大勢のお客さんになるのだろうなあ。

1時間半ほど乗り続ける予定なので、立ったままなのは辛い。意を決して後方へ移動する。4号車と5号車は、グリーン車。2階建ての5号車階下席に落ち着くと、スマホのモバイルSuicaアプリでグリーン券を購入。荷物棚下のタッチパネルにスマホを翳すと、ランプが緑色に変わる。これで、万事OK!

800円也の追加料金となったが、普通車とは別世界の空間に大満足である。大半の時間帯で乗り換えを強いられる土浦も、短い停車時間ですぐに発車。

下車駅が近づいてきた。水戸の一つ手前の偕楽園駅。

ここは、毎年この時期だけ開設される臨時駅。しかも、停車するのは土休日のみで、時間帯も限られている。今乗ってきたのは、今日最初に停車する普通列車だったという次第。

ホームは、今降りてきたお客さんで賑わっているが、反対側にホームはない。そう、下り側だけにホームがあるという妙な構造なのだ。県庁所在地の水戸が目の前なのに、ここでUターンされちゃあ困る。だから、帰りは水戸まで行ってお土産や食事でお金を落としてから帰ってくださいね。ということなんだろう。

偕楽園は、梅まつり真っ最中。数年前から入園料が徴収されるようになった。普段なら茨城県民は無料なのだが、この時期は全員有料ということで、入園券を買うだけで15分だか20分ほど待たねばならない混雑ぶり。

行列は苦手なので、そそくさと駅へ戻る。

いい天気だねえ。

もうすぐ、特急「ときわ」がやって来る時刻。

来ましたよお。特急券が必要なので、そのまま発車をお見送り。

次に入ってきた普通列車の勝田行きに乗って終点まで。

ちょっと早いけれど、この後の行程を考えてホームの立ち食い店で昼食タイム。

                        〜つづく〜

⭐️追記⭐️

偕楽園駅に下車するのは、5年ぶり。かつては、着物姿のミス梅大使がお出迎えしてくれたのだが、今年はなかったねえ。

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