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祝!埼玉県民の日

11月14日は、埼玉県民の日。約30年前の数年間、埼玉県民だった身としては、運よく休みに当たった今年はお祝いせねばなりますまい。

県民の日を記念して鉄道各社はフリーきっぷを発売している。

埼玉県を東西に横切る秩父鉄道が1,000円というのに心惹かれるが、今回は地道に東武鉄道版480円を選択するとしよう。

早朝、自宅最寄りの京王相模原線南大沢から「京王ライナー」で出発。新宿到着後、埼京線、東武東上線と乗り継いで、埼玉県入口の和光市駅に降り立った。

窓口に立つ駅員氏から、無事購入。裏が磁気券となっているので、自動改札機通過可能なのだ。

ここ和光市まで乗り入れてくる東京メトロ有楽町線と副都心線。その有楽町線新木場からやって来た各駅停車森林公園行きにて、県民の日フリー乗車券の旅はスタート。

和光市から二駅目のJR武蔵野線と交差する朝霞台駅で、池袋から直行してきた「川越特急」と接続するので乗り換え。

車内は、このように前向きのクロスシート。朝ラッシュメインの上りとは反対方向の下りだけれど、満席で立ち客も多い。

次の停車駅川越で、大勢のお客さんが降りていった。こちらは、その次の川越市駅で各駅停車に再度乗り換え。

鶴ヶ島市と坂戸市の境界線あたりにある若葉駅にて下車。この駅の近くに、行ってみたい場所があったのだ。

以前、埼玉県民だった時代、西浦和にあるファミレスに勤務していた。そのファミレスと同じチェーンで、埼玉エリアを構成していたお店の一つがここ。

その後、グループ内の事業再編でデニーズに衣替えしたけれど、今も健在ということは、繁盛店として続いているのだろうなあ。

東上線の旅を、もうちょっと先まで続けてみよう。次にやって来たのは、快速急行森林公園行き。

この電車、東急東横線の車両なのだ。しかも、始発は海老名駅。何と、相模鉄道、東急電鉄、東京メトロ、東武鉄道と四社を跨いで走ってきたことになる。

県民の日でお休みの中学生らしき少年が二人、最前部のかぶりつきに立っていたのがイイネ!

森林公園駅に到着。この駅止まりの電車が多く、この先へ行く本数はぐっと少ない。時刻表の隙間からよく分かるよ。

さっきの東急車が折り返し。急行元町・中華街行きとなる。再び乗り込んで川越まで後戻り。

大宮まで、ちょいとJRへ浮気することに。

大宮から歩いてたどり着いたのは、鉄道博物館。

火曜日は本来休館日なのだけど、県の祝日とあってはOPENするよね。

家族連れや幼稚園の遠足など、子どもたちが賑やかだ。中でも、ターンテーブルに載った蒸気機関車は人気の的。

2F展示室で開催中の「大機関車展」が、今回訪問の大きな目的の一つ。蒸気機関車、ディーセル機関車、電気機関車などの歴史がよく分かって楽しかった。

エントランスに展示中のEF58電気機関車ヘッドマークも、この企画展に合わせてか「サロンエクスプレス踊り子」の特別バージョン。

大宮駅まで戻り、東武野田線でフリー乗車券の旅を再開。

池袋を起点とする東武東上線系統と浅草を起点とする東武伊勢崎線系統は、線路が直接繋がっておらず、まるで別会社のような位置関係。

だけれど、同じ埼玉県に属する区間は、一枚のフリー乗車券で乗り降りできるのはありがたいね。

伊勢崎線と交差する春日部で乗り換えを待つ。

ホーム片隅で、埼玉県民の日をPRするポスターを発見。

東武伊勢崎線から東京メトロ半蔵門線を経て東急田園都市線の中央林間まで直通する東武の車両。

埼玉県最南端は谷塚駅だけれど、各停しか停まらない。一つ手前の急行停車駅草加にて、東武フリー乗車券の旅はめでたく終了。

ここからは、いつものモバイルSuicaに復帰。次の急行は、東京メトロの車両。

時間はまだ少し早いので、途中の北千住で乗り換えて各停のみの堀切駅に寄り道。

待っていると、東武自慢の新型特急「スペーシアX」が颯爽と通過していったよ。今年の夏にデビューしたばかり。次は、こっちに乗ってみたいなあ。

この後は、半蔵門線、都営新宿線を経由してホームタウンの京王電鉄へ。冬期限定の吉野家「牛すき鍋膳」で、本日の締めくくりとなりました。

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