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日記「なんでもかんでも」

ここ1、2年だろうか。月に2、3日とても体調が悪い日がある。目眩、倦怠感、頭痛、朝に目が覚めると、また朝だ、とひどく気持ちが重くなってそれはベッドが沈んでしまうほど身体も重くなっている。実際に体重が増えているのも目を逸らしたい現実であるが。とほほ。謎の腰痛も続いていて運動不足は否めないが日々のストレッチで対処の方法が少し掴めてきた。

謎の体調不良、ぽちぽち検索してみると、いちいち更年期障害という言葉が出てくる。なんかいらっとする。更年期障害で検索すると症状の全てが当てはまる。なんかいらっとする。この「いらっ」も更年期障害ですか?

さすがに耐え難い体調不良。生理中の時もなるべく夫に悟られないように生きてきたが、限界だと思い夫に打ち明けた。返ってきた言葉は「男にも更年期障害があるらしいよー」いやいやそうゆう事じゃなくて現状の私の体調不良を理解して欲しい。出会ってから30年程。夫の性格上、理解してもらうのは無理であると諦める。「男にも更年期障害があるらしいよー」の裏には「更年期障害を理由に家事しないとかないよね?」って吹き出しが目に見えるようだ。これは私の被害妄想だとしても夫の性格上そうであるように思う。

なんだか根本的な事はどうでもいいような気がしてきた。言い方を変えてみる。「具合悪いから今日は寝てます。食事はお願いしても良いですか?」返ってきた言葉は「いいよーじゃあ買い物いってくるよ」元々、食材でも日用品でも服でも贈り物でもとにかく何でも、買い物は嫌いではない夫。作戦成功。なるほど。複雑な背景はどうでも良いのだ。今日の食事の問題が解決できればそれで納得するんだね。少し悲しいというか情けないというか泣けてくる。こんなことで泣けるのも更年期障害なんでしょ?Googleさん。

なんでもかんでも更年期障害のせいにして何も考えずにベッドで過ごした1日。強風で洗濯物の四角ハンガーが窓にがつんがつん当たってうるさい。その音が耳から身体の奥を不快に刺激する。たったそれだけの事に異常なほど身体と心を刺激される。もう何も考えるな。洗濯物をしまう。何も考えるな。眠ってしまえ。

良く眠って少しすっきりしたのでリビングへ降りる。夫から私と娘にとホワイトデーをもらった。レイカカオのカカオ弁当。すごくかわいい。高級なチョコレートって本当においしい。味覚に高級なチョコレートの余韻が揺蕩う。こうゆうところはとてもマメな夫。人それぞれ優しさの形は違う。私が求める優しさの形とは違っていてもなんでもかんでも否定してはいけない。

温めの湯船に長めに浸かる。少しすっきりから少しすっきりが増す。昼間に寝すぎたのでこれから眠れるだろうか。瞼が重い。何も考えずに眠れそうだ。

#日記
#更年期障害
#カカオ弁当
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