easy poem「香水」 6 佐山由紀 2022年8月8日 23:48 街にでれば年に一度はFの香りとすれ違う記憶の端っこにできた小さなほくろ悪くはない正確にはFの香りというのではなく商品の香りであるから私はFの本当の匂いを知らない悪くはないが良くもない例えばQからあの香りがしたとしたらそれはFになってしまうそもそもQは無味無臭で私と別れるのであるが本物の薔薇の香りを知らないくせに薔薇の香りが好き商品の香りを身体に絡めてAからZまで私をほくろにして残してやるのだ #日記 #香水 ダウンロード copy この記事が参加している募集 #私の作品紹介 96,726件 #日記 #私の作品紹介 #香水 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート