*八尋由紀 改め「佐山由紀」です
女性ってのはふたつの名前を持つ場合がある。結婚すると大抵の場合は夫の姓になる。妻の姓になった男性と今のところ私は出会ったことがない。日本は法律上、夫婦別姓は認められていない。詳しくはわからないが夫婦別姓はメリットもデメリットもあるのだろう。1番はやはり子供だろうか。産まれたての赤ちゃんに、さぁあなたパパとママどちらの姓を名乗る? なんてことはできない。
若い頃は結婚して夫の姓になることが嬉しかったしちょっとした優越感すら感じていた。今は少しだけ夫の姓を重たく感じることもある。夫は親戚が多く私が会ったことのない遠い親戚の分も背負っている感じがする。
5年間の詩の活動で多少は名前を知ってもらえている今、筆名を変える事に抵抗はあるものの、旧姓にすることで背負っているものが少し軽くなるかもしれない。参加している詩誌ラヴァーグの主宰者である雪柳あうこさんにとても素敵なお言葉を頂いた。
旧姓って自分の芯の部分って感じがしますね。
さすが尊敬するあうこさんのお言葉。なるほどならば寧ろ旧姓の方が詩生活に良いのかもしれない。詩の活動も5年目の節目を迎えた今、産まれたての私の名前で心機一転。
今後とも「八尋由紀」改めて「佐山由紀」をどうぞよろしくお願い致します。
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