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【スピリチュアルあれこれシリーズ④】人生初のヴィパッサナー瞑想を体験してきた🪷

【スピリチュアルあれこれシリーズ④】

今回は2022年12月、人生で初めてヴィパッサナー瞑想10日間コースを体験した時のお話し🧘‍♀️🪷

そもそもヴィパッサナー瞑想を知ったのは2021年に都内でクラニオセイクラルのコースを受けていた時、同期の1人に修行マニアの方がいて「今までで一番おもしろかった修行って何?」と聞いたところ、その名前を教えてくれたのです。が、当時はまだわたしにとってタイミングじゃなかったのか、その名前を聞いて「ほ〜」と納得して、あっという間にそんなことすっころり〜んとノーミソから抜け落ちました👋

そして2022年、屋久島でのんびりライフをスタートしたところ、ヴィパッサナー瞑想者の多いこと!
いろ〜んな方から名前をあまりにも聞くので「こんだけ聞くってことは今がタイミングー!やってみよ〜!」とコース申し込みをポチッとな。(そもそも倍率がめちゃくちゃ高いので、申し込みも開始10分程度で満席キャンセル待ちです。もし参加ご検討されている方がいましたら、頑張ってください✨)

そしてあっという間に12月になり、京都の瞑想センターにてコースがスタートしました。




注意:ここから先は、ヴィパッサナー瞑想をすでに受けたことがある方のみお読み下さい🙏


というのも、この10日間で個々によって様々なことが起きるので、その1日1日の体験をそれぞれに大切にしていただきたい&わたしの感想や体験が絶対的なことではないので、鵜呑みにしていただきたくない、この気持ちからです。

わたし自身もヴィパッサナーに参加することを周りにお伝えしても、経験済みの皆さん、詳しい内容は言わずにいてくれて、そのおかげでわたしは1日1日、自分の体験を大切にすることができたので、もし今後初めて参加される方がいればぜひ自分だけの体験を大切にしていただきたい。そう思っています☺️







それではここからはヴィパッサナー体験者の方へ向けて、わたしはこんなこと味わったよ〜、なシェアタイム👇

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今回初めての参加だからこそ感覚を楽しみたいと思い、わたしは事前リサーチはせずに10日間コースへ参加🐾 知らないからこそ味わえることってたくさんあるなぁと屋久島ライフで実感していたので、今回はそれが功を奏しました✨


1日目、朝4時から起床とすぐさま瞑想スタート。正直、も〜ねむすぎる‥!と半分うとうとしながら1日の瞑想時間が過ぎました😂

コース参加者の女性は30名ほどいましたが「初めまして」でもお互いを気にせず、無言で良きってめっちゃくちゃラクなことに気づき、変な気遣いもしなくていい、自分に徹底的に集中できる!こんなラクなことあるなんて、ガチで嬉しい・・・!と思う自分に初めて気づきました。ほんとにマイペースなのに、普段どんだけ周りに気を遣っていたのか‥。

まあこれもわたし、と受け入れながら、21時にはサクッと就寝。初めてのことに慣れず、緊張と疲れもあり爆睡です😪



2日目は身体の痛みがすごくて、あっちもこっちもいた〜い、うぉ〜ん😭となりながら、瞑想のポジションを変えて静かに動きまくっていました。
印象的だったのは「ヴィパッサナーは哲学的な娯楽ではない、実践の場である」的なことを大切にしていたこと。



そして3日目、この日、1人ぶっ飛んでびっくりな出来事が起こります。本当に感動して涙が🥲✨

ヴィパッサナー瞑想は毎日夜に1時間30の講話があるのですが、その内容が興味深くて、3日目は「身体は素粒子である、火風水土のエネルギーでできていて、食べたものがその素粒子のエネルギーとなる」的なことをお話ししていました。その内容、うっすらとは知っていたけど、ヴィパッサナーでも取り扱うのか〜と感動。
その後最後の瞑想の時間になり、全集中して自分の呼吸を徹底的に観察しまくって「わたしはできるできるできる」とマインドセットしていたら、ふと気づいたら・・・・

身体が・・・・ない・・・・!
えっ!?身体?えっ!?なにこれ!?えっ!!

と驚きまくりました。なんと形容したら適切なのかわからないんですが、とにかく、身体が宇宙というか、あるんだけどない、というか、素粒子状態になっているのを自覚したというか…(実はこの感覚、クラニオセイクラルの講座に通ってる際の瞑想の時も時々あったのです。が、これが何なのか知らなかったので&ほんの数秒で消えてしまうことが多くてとりあえず放置していました)

今回はこの感覚が数分も続いていて、もうびっくりし過ぎて感動して涙が勝手に流れました。涙が手元に落ちる感覚はあるのに、身体は相変わらず全てない?と言うか素粒子?まるで宇宙。(なんて形容していいかわからないw)

そしてふと思ったのが、身体の痛み(その時は右肩と右の足の付け根が痛んでいました)これも素粒子ならば、自分で痛みを浄化?できるのでは?と思い、イメージの中で痛みを感じている素粒子を「くるくるぽいっ」と外?へ飛ばしてみました。

ら、なんと、痛みがガチで消えた・・・・!
ほんっとに消えた・・・!!

そんなことしてる間に途中で集中力が消えて、元の世界?に戻ってきました。

シーーーーンとした瞑想ホールの中、ついつい目を開けてしまったんですが、1人心の中で大興奮です。あまりの驚きに、瞑想を終えた後の質問タイムの際に、その時の指導者?の方に質問に行ったのですが「大丈夫ですよ、そのまま続けてください^^強く集中しすぎるとそういうことがたまにあるようです。毎晩の講話でいろいろと説明がありますから、聞いてみてください^^」と。深くは説明せず、とにかくコースが日々進むことに従うように、とシンプルなご回答。

その後部屋に戻りベッドの上でストレッチしても、ガチで、どこも痛くない・・・・!な〜〜に〜〜〜こ〜〜れ〜〜〜!と、興奮し過ぎてか、その人は2時間ほど眠れず。

そして4日目、なんとこの日からヴィパッサナー瞑想本番?が始まるそうで、3日目にすでに1人いろいろすっ飛ばしてヴィパッサナー状態になってしまったわたしは(これもこの後、他の日程の夜講話でいろいろと説明されて、自分は3日目にヴィパッサナー状態になっていたことを自覚しました)

えっ?!どうゆうこと?昨日のあれはなんなの?えっ?!えっ?!と1人でアワアワしていました‥。

この時すごいなぁと思ったのは、指導者の方がわたしに対してただ中庸なスタンスで全てを足さず引かずに言葉少なく、プロセスを見守ってくださったこと。ただ1日1日、それぞれのペースで進む疑問も反応も何もかも、そのまま受け入れてくれたこと。
さすがです🙏

4日から8日はとにかくわたしは自分の欲、それこそ今回は3日目になったヴィパッサナー状態にまたなりたい!という欲や身体の痛みを観察し続けました。わたしの中では「これってクラニオセイクラルと似てる気がするなぁ」と言う気持ちもあり、身体全体と湧き上がってくる気持ちを観察し続けることはある程度慣れもありました。

一度だけ強烈な恐怖と痛みが浮き上がってきて、パニック障害だった時と同じような感覚に。
呼吸が浅くなり始めて、「瞑想中に動いてはいけない」と言うルールを守ろうとする自分と、痛みがあるのにそれを自分で解消できないことへの恐怖などいろんな感覚が混じって、ものすごいエネルギーが自分の中にあることに気づきました。
最後までとにかく動かずに観察したい、と言う意志が強くて、組んでいた手を爪を立てて握りしめて、瞑想の残り数分をやり過ごしていました。

あまりにも発狂しそうなくらいに苦しかった&まだこの恐怖は冷静に観察できていなかったので、質問してみたら

「あまりにも辛過ぎたら身体を動かしていいですよ。3日目のこともありますが、そもそもいつも自分を追い詰めて頑張り過ぎたりしていませんか?」と。

あ、やってるわ。めちゃくちゃ追い込んで何かを達成する、とか子どもの頃からの癖だわ、とハッとしました。

自分を追い込んで環境に馴染もうと頑張る、我慢しまくって達成する「苦行パラダイム」持ってるしここでも出てきたのか〜〜と驚きました。

この恐怖と怒りと絶望感?のようなものが入り混じった時の凄まじいエネルギー、まだ自分の中にあるんだなぁと。

そして9日目もまたもや不思議体験の日になりました。
「3日目みたいな不思議体験をしたい!」という欲はこの日にはもう横に置けるようになっていて、「まあなにが起きても、今のわたしを観察するのみ」と静かに瞑想していたら、ふと不思議な感覚がまたやってきました。「あ、またなんかきた…」と思っていたら、身体がまた宇宙の中へぽぽ〜ん。

そして今回は上の方に光がある…!

身体が上にどんどん伸びていき(これはクラニオでも身体の規模感?が歪むことはあるあるなので慣れてました)その上には光がある。その伸びと光を味わっていたら、次は自分を中心に横に光の粒が広がっていく感覚になりました。例えるなら、土星の輪っか?とか星の周りを小さな光の粒が回りながら、水面の波紋のように宇宙に広がり続けるような、そんな感覚。

それを味わっていたら、ただひたすらに自分の中から愛しさが溢れてきて、慈愛と慈悲を感じました。また勝手に涙が溢れてきて、ただただ静かに気持ちが満たされて、生命そのものに、今この瞬間味わえる全てに、感謝の気持ちが自然と溢れていました。

そして静かにその感覚は収まっていき、現実へと戻ってきました。

もう何度か不思議なことを体験すると「そう言うこともあるよね。だってわたしはまだまだこの世界の仕組み全てをマスターしていないから、とにかくこういうことがある、てことは、しっかり受け止めるだけだな」と思うようになり始めていました。

そして最後の10日目。
この日に初めて慈悲の瞑想を行うのですが、びっくりしたのは、その瞑想で言っていることが昨日自分が体験した感覚とそっくり。昨日は身体から溢れてくる慈悲と慈愛を味わっていた気がします。

以上がわたしの初めてのヴィパッサナー瞑想10日間の体験でした🪷
そのまますぐ外の世界に戻る気になれなかったので、1泊延長させていただき、コースマネージャーの方といろんなお話を。とにかく皆さんすごく優しく中庸な方が多く、わたしも安心して素でいられました。

その後ネットでヴィパッサナー瞑想についてググってみたら、こちらの方の記事を発見し、述べてることがごもっともだなぁと思ったので添付させていただきます🙏

この方がおっしゃるように、深い瞑想状態=シータ波状態だろう、という意見は、わたしも同意見です。
というのも、わたし2021年にクラニオセイクラルの学びをスタートした時、毎回左腕や左手の薬指と小指が痺れていたんですが、当時はヒプノセラピーなどを行っても同じ現象になることに気づき、これはある特定の脳波になっている時にわたしの身体が痛みで反応しているんだろうな、と推測していました。(今はその左側は反応しなくなっていて、多分自分の中で潜在意識的に何かが書き換わり反応しなくなったのでは?と推測しています)

特にヒプノとクラニオは潜在意識にアクセスもしていそうだし、今回のヴィパッサナーも同じような脳波状態な気がしていたので、納得。

そしてこの方が述べているように、氣で遊ぶ。素粒子状態。これはわたしが3日目に経験したあの感覚だと思います。


こんな感じで終えた人生初のヴィパッサナー。

人それぞれの体感で、必ず〇〇が起きる!なんてことはないのですが、この世界の神秘を感じる貴重な10日間を過ごさせていただきました🙏

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