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ビューティーと縁遠い私の、非日常期間

年末年始、それは一年に一度私がもっとも〇〇ビューティーのサイトにアクセスする期間だ。私にとってメイクなんて、いつも取ってつけたように、必要に駆られて行う行事である。失礼にならない程度にそれっぽく仕上げるだけ。普段は基礎化粧水と乳液、外に出るときは眉毛を描く。

しみ、そばかす?
ありますけど、生まれた時から既にこんなにほくろがあるのだから、別に今更どうということもないので、という感覚である。

だがしかし、誰に見せるでもない引きこもり期間(もとい年末年始)にする化粧は違う。いつも仕事の都合上いじれない爪は、色をつけてみたいし、髪の毛だって新年に向けてさっぱりしていたい。もしかしたら、これは私にとっての区切りの儀式なのかもしれない。

あぁ、今年もきたなぁ、こんなに〇〇ビューティーを端から端まで見るシーズンが、という気持ちになる。ここ2年間ならなかった気持ちが戻ってきたことを、心の中で噛み締めつつ、スマホをタップする日々。

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