見出し画像

油断すれば、「べき思考」

べき思考とは、「〇〇すべき」「〇〇したほうがいい」と考えすぎてしまう思考傾向のことを指す。

例えば、女性同士仲良くすべきとか、仕事を円滑に進める為にゴルフに参加すべきとか。
まぁ、いろんな「べき」が人それぞれあるのだろう。

けれども、「べき」ばかりに囚われていると、私はその本質を見失う気がしてならない。そして、私は、油断をすると「べき」に囚われがちになる。

つまり、(あれ?これって重要?)と思うタイミングがよくあるのだ。

登山の時に正規ルートを歩いていたと思ったら、いつの間にか違うところに来ていた、みたいなちょっとそわそわする感覚になる。

そわそわだけで終わればまだいい。
その段階で正規ルートに戻ればいいだけだからだ。

しかし、「べき」でいっぱいになって忙殺されると、戻れなくなる。
そして、見失う。

ルートではなく自分の思考を。

だから、物事には余裕を持って、油断せず向き合っていたい。ただそれだけ。

幸いにも「べき思考」に囚われたときの感覚は、今はまだ、私のなかで警鐘を鳴らしてくれている。
(それで、ワタシはいいのか?)と。
ダメだと思えば立ち返る勇気を持っていたい。

この記事が参加している募集

#私は私のここがすき

15,743件