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ブラウンシチューの代償 / わたしの味見はいつも本気なのだ

シチューをつくる。市販のビーフシチューのルウを使うのだけれど、ビーフは入れないので『肉なしブラウンシチュー』とよぶほうが正しいかもしれない。今日はきのこと玉ねぎの茶色のシチューをつくる。

えのき、エリンギ、しめじ、マッシュルーム、玉ねぎ。これが今日の主役。本当は舞茸を入れたいのだけれど、口内がヒリヒリする現象が起きるようになってからは却下。好きなものを食べ続ける代償は『食べられなくなる』ということらしい。

シチューをつくるといっても、味の決め手は市販のルウ。わたしのつくるシチューにはこれが間違いない味。あえて足すとすれば、ヒハツ、クミン、フェネグリーク、そして少しのケチャップぐらい。カレーもシチューも少し苦味があるほうが好み。

本日の茶色のシチューも無事できあがり。



毎日時間をかけて手仕込む調理はしません。おっとさんが帰ってきてから30分ほどで用意ができるメニューにします。ただし、帰宅が23時頃になる時だけ事前に準備をするようにしています。温めるだけで支度が完了するカレーやシチューが定番です。

ただ、、、つくってから食べるまで(おっとさんの帰宅時間まで)相当な待機時間があります。普段は味みをしないわたしですが、さすがに待ち時間が長いとそそられます。

ちょっと味みを・・・

もうちょっとだけ味みを・・・

いやいや、もういちど味を確認しておこう・・・

味みがアジミでなくなる本気の量を食べてしまう。

おっとさんが帰ってきてからのごはん支度のときも味みを。そんな時は、こそこそしなくてもいいのにナゼかこそっとスプーン一杯をパクッと頬張るわたし。

そのスプーン一杯の代償は、白いTシャツに残されたつーーーんとひとすじの茶色い模様。つい食べこぼしてしまう。

あーーー、なんでコソッと食べてしまうのだろうか。わたしの味見はいつも本気なのに。なぜ、最後だけスプーン一杯のこっそりな量をこっそり食べてしまうのだろう・・・。と茶色い食べこぼしを見ながらクスッとなる。


わたしの味みはいつも本気
だけど最後はスプーン一杯をコソッと


我が家はおっとさんとわたしのふたりごはん。カレーやシチューはいつも多めにつくる。おかわりをするおっとさんと、本気の味みをするわたしのために。本日は5皿分のルウを使ったブラウンシチュー。次はもう少し多めに。ごろごろ野菜のカレーにしよう。その代償は『食べすぎ』という幸せ


◻︎見出し画像は さくらもち市長さん の画をお借りしました。


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