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【車なし北海道周遊#3】帯広でペンション泊!十勝の開拓の歴史に思いを馳せる

8月2日(水)、三日目の朝。寝て起きただけのアパホテルをチェックアウトし、帯広の街を散策してみることにする。この日は午後にペンションへの移動があり、バスの時間に縛られているので、午前中は駅付近でブラブラしようと思っていた。

帯広駅周辺を街歩き

大きな駅ではあるんだけど、全体的に長閑な感じがした!朝ごはんを「六花亭帯広本店」で食べようと思っていたので、街をぶらぶらしながら目指す。お店は朝10時からやってはいたんだけど、喫茶室は11時からということで一度出て、ぶらぶら時間を潰す。他に朝カフェできるとしたら、六花亭から1分くらい歩いたところにあるコメダ珈琲店しかないかも(?)

エゾシカがいたよ!
気を取り直して11時に再訪!

二階の喫茶室へ。花柄のクッションと黄緑の椅子でカラーコーディネートされていて、めちゃくちゃかわいいお部屋だった。迷ったものの、ショーケースに出ていて美味しそうだったショコラショートケーキ(チョコレートショートだったかも?)にした❤

縦ストライプもめちゃくちゃかわいい!

ケーキは美味しかった!食べていたら、帯広本店のイチオシである「焼きたてクロワッサンが焼けました~」って回ってきてくれたんだけど、これ以上入らず断念。ちょと残念。

帯広百年記念館で奇跡の出会い

帯広駅はこんな感じ

3時間くらい時間があるのでどこか観光できないかな~と思い、Googleマップ見てたら、帯広美術館が目についたので向かうことにする。

いったん帯広駅に戻り、そこからバス停までが徒歩5分くらい。バスに乗り、降りて徒歩10分くらい。普段だったら全然歩くのだけど、炎天下すぎて本当にキツイ! この日は34℃くらいで、本当に暑かった……🫠

わかりにくいけど、とにかく晴れ

美術館のある公園まで来たのだけど、残り5分くらいがもう暑くて無理……となり、目の前に現れた「帯広百年記念館」にとりあえず入る。

暑さでフラフラしながら撮った一枚。笑

ロビーに10人くらいの小学生と先生たちがいて、みんなカレー弁当みたいなのを食べていた。笑 課外学習的なやつかな? 普段は公園で食べるけど、あまりに暑すぎるからここで食べさせてもらってるのかな。ふふふ。カレー美味しそうだった。

冷房で回復し、せっかくなので数百円払って常設展をみることにした。

そうしたら!たまたま入った常設展で奇跡の出会いを果たすことに。私、ここ半年くらい、少しずつチーム・オベリベリ』っていう小説を読んでいて。伊豆から十勝に入植した「晩成社」という開拓チームによる、十勝・帯広の開拓の歴史を描いたお話なのだけど……その「晩成社」の開拓の歴史の展示があった!

上部の写真は、渡辺勝・カネ夫妻

小説は、横浜の女学校で教師をしてたカネが、「晩成社」の勝と結婚して蝦夷に渡る決意をするところから始まる。もうとにかく大変な環境を生き抜いて、十勝を穀倉地帯にしてくお話で、これを読んでから十勝の田園風景を見ると本当に感動してしまう。

きれいな風景
こんな大都会になったんだー!と感激してた
じゃがいもの種類とか!

読んでいた小説と展示内容がリンクして、とても面白かった。たまたまだけど、「帯広百年記念館」に行って本当に良かった!気づいたら、カレーの小学生たちが一緒に見学していた。

帰りも路線バスで、帯広駅まで戻る。またバス停までトボトボと歩くよ~少しは暑さが和らいできたかな~

バスの本数が少ないので、常に時間を意識
道路脇のお花がかわいい

気になって仕方ない!Curry shopインデアン

カレー食べたくなり&事前に下調べしていた時に、帯広名物と呼ばれるCurry shopインデアンというカレー屋さんが気になって仕方なかった。というのも、これ大阪発祥のインディアンカレーそっくり?(私は東京駅の店舗にたまに行く)ロゴもカレーの見た目も何もかも似てる!系列店なのか?と思っていた。

帯広駅近くに早速店舗を発見。お昼がまだだったので入ってみることに。

ステキな外観の店舗。帯広まちなか店

メニューを見る。まずはこの安さにビックリ。スタンダードなやつなら500円くらいで食べられる。今気づいたけどドリンクも88円安い!一番上の、インデアンカレーを注文。

野菜ルーも気になったけど、この日は売り切れとのこと。

注文するとすぐにカレーが出てきた! すごくおいしい💛 一口目は辛くて、徐々に甘みとか深みが感じられるところも大阪のインデアンそっくり!!!

こちら、ご飯は少なめ

食べながら調べたところ、創業者が大阪のインデアンカレーに感銘を受けて始めたカレーショップと言われているそう。でも公式に載っていたわけじゃないので真偽は不明!また食べたいな〜と思ったよ(帯広周辺にしか店舗がなく、他は釧路に2店舗あるのみ)

あいのりバスで片道1時間の旅

預けていたスーツケースを取りに行き、いよいよペンションに向かう。帯広駅11番乗り場から、「あいのりバス」というのに乗った。このバスは前日までに予約が必要ということで、電話で予約しておいたのだけど、予約がなかったら走らないのかな?などとちょっと不思議に思っていた。
乗ってみて分かったけど、普通の路線バスではなく、予約した人の行きたいところを経ていくバスらしい。私以外は乗っているのがお年寄りだった。公民館、保険センターとかで降りてく感じなんだけど、普通の民家(鈴木さん家とか、田中さん家)で停まることも。なんとなくだけど、免許返納した高齢者の方が、帯広駅に出たい時に利用してる感じなのかなと思った。駅からどこか行く時とか、駅前のデパート行く時とか?にしてもwebか電話予約必要で、片道千円なのでハードルは高い。でもこういうのがあるのは助かるだろうな~

ペンションに向かう道のり、車窓が本当にきれいで。晴れていたのもあって、最高だった。

最高だったんだけど、お腹いっぱいなのもあってウトウトしちゃった。笑

星空の見えるペンション泊

1時間程バスに揺られて到着!いや~ずいぶん遠くまで来てしまった感じ。(ペンションの周りには何もないと覚悟してたので、駅コンビニで飲み物とかちょっとしたお菓子は買っておいた)

宿泊先は、帯広八千代ユースホステルさん!(宿泊先情報は最後に)

一軒家感がかわいい💛

お部屋はこんな感じ~かわいいお部屋!ベッドが二つ並んでる。北海道、クーラーない家が多いと聞くけれど、あって本当に安心した。笑 

友だちと泊まりにいって、夜な夜な喋るのが楽しそう
窓からの景色もすっごく良い感じ

ペンションのご主人、すごく気さくな方で楽しかった。周り散歩してきたら?と言われ、30分ほど散歩してきたよ。とはいえ歩いて行けるような場所はないので、ひたすら畑の風景を眺める感じで。

どこまでも続く道
遠くに見えるのは日高山脈かな
白樺並木、きれいだった!
ジャガイモ畑かな?

夕食はこんな感じでした! 普通の洋食か、帯広牛のステーキか選べたのでもちろんステーキに✨(ステーキプランのほうが少し高いよ)お肉、300gくらいあるらいい!焼く前の重量感を見せてくれました。笑

特大ステーキ!
小鉢も野菜もたくさん

ご飯めちゃくちゃ美味しかった~野菜の下に、新鮮なお刺身が隠れてたんだけどこれも美味しかった。
一人でペンション泊は初めてだったんだけど、適度に他の宿泊の方やオーナーと会話をして楽しく食べられました! 夕食を終えると、食べた方からどんどん部屋に戻っていったので一安心。旅先での交流も楽しいけれど、喋りだすと引き際が難しくなるのでねwww

お腹いっぱいになって一眠りをして、夜21時ごろに外に出てみました。星はちょっとだけ見えたかな?iphoneカメラでも多少いい感じに撮れた💛

星が見れて良かったー!

宿泊先情報

こちらは、帯広のホテルで検索していて「星空が見える~」っていうキャッチコピーにとても惹かれた。笑 あとは一人旅なので、途中で喋り相手がいるほうがいいなあなんて思って、一泊だけペンションにした。

部屋もお風呂も洗面所もきれいで、ご飯も美味しくて、料金も良心的ですごく良かった!一つあるとすれば、トイレ・洗面台が1階に1ヶ所しかなかったのが少し難点かも(私がトイレ近いのもあるかもしれないんだけど)。夜中に何度も1階まで行かなきゃだったり、朝起きて顔洗うのに1階に行かなきゃいけないので、すっぴん顔で誰かに会う心配もあり。笑 

でもトータルでとても素敵なペンションだったので、十勝の自然を感じたいって方にはおすすめ💛 次の記事で朝食も紹介します!

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