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ひとり時間ラバー

ひとりで過ごす時間がないと無理なタイプです。
それは、実家に住んでいるときもパートナーのいないときも同じでした。

職場での昼休憩も、本当はひとりで過ごしたい。
(今のところでは難しいのだけれど)
ひとりで過ごす自分だけの時間がうまく取れないと、だんだんしんどくなって具合が悪くなります。

夫といるのも、友達といるのも、もちろん素敵な時間。
だけど、ひとりで過ごす時間も素敵。

パートナーがいないときに、そのこと自体が嫌だなと思った理由は、ひとりで過ごすのが嫌だったわけじゃないと思うのです。
「寂しい人」と他者から思われるのではないかという恐れ、自意識みたいなもの。
そして、誰にも選ばれていない人間と感じる自己嫌悪感が嫌だったんだと思います。
結局は自分のなかに原因がありました。(私の場合だけかもしれませんが)

結婚後は特に、たまに訪れるひとりで過ごす時間が贅沢なものに感じられます。
あまりないけど、予めわかっている「晩ご飯をひとりで食べる日」。
前日くらいから密かにわくわくしてしまう。

あぁ、明日はひとりで何を食べようか?
私だけが好きな食べ物をたくさん食べよう。
ごほうびスイーツも買っちゃおう。
早めにお風呂に入って、あとは寝るだけにして漫画でも読もうかな。

さらに最高なのは、私だけがお休みの日。
私しか見たくない録画番組をたくさん見よう。
好きな音楽を爆音で聴こう。
一緒に歌って踊ろう。
ベッドでぬくぬくとお昼寝をしよう。
おやつに何を食べようかしら?

基本的にはひとり休日は家で過ごすほうが好きですが、ひとりのおでかけも素敵。
気を遣わずに見てみたいお店をたくさんまわる。
本屋さんの気になるエリアをうろうろして長時間いる。
カフェでぼんやりしたり本を読んだりする。
私しか見たくない展覧会や映画に行くのもいい。
ひとりで大きな公園を歩いてぼんやりと考え事するのもいい。

あぁー。素敵。
想像しただけで楽しくなります。

でもまぁこれは、誰かと過ごす楽しい時間が存在するからこその楽しさということなのは理解している。
私の「ひとり好き」はその程度のものなのかもしれない。
ひとりでいろいろ行けると言っても、焼肉やお寿司には行けないし。

それでも私はひとりの時間が必要。
自分と仲良くするのは、生きやすくなるために必要なこと。
大人になってからそれがわかりました。

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