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自分の年齢と淡々と向き合う所存

先日、2歳上の友人と久しぶりに会いました。
昨年あまり体調のよくない時期があったこと、年齢のせいもあるのだろうか、という話をしたんです。
すると、すごくわかるよ、と。

寒暖差や気圧の変化、環境の変化による疲労、そういったものが体に響くようになってきたのを感じる。
こういうことなのか、と思う。
体が年齢を重ねるというのは、こういうことなのか。

もちろん個人差も大きいことですけどね。
でも遅かれ早かれ、みんなが少しは体験することでしょ。

そういうときに、老いたと嘆くことはあまりしたくない。
…もちろん、私だって悟っているわけじゃないので、ガタが来たことに対して「あーぁ」とガッカリすることはあります。
でもどこかそれは「ガッカリプレイ」のような気もしている。

ちょっとずつガタが来るのは当然。
ただ自分の努力次第で元気でいられる部分に関しては、怠慢にならないようにできたらなぁと思っているんですけど。(思ってるだけ…という説も)

昔、バスに乗っていたときのこと。
立っていた年輩の乗客の方がロータリーのカーブに耐えられなくて、手すりにつかまったままグウーンと体を持っていかれて、隣に立つ私にのしかかってきたんです。
謝られたけど、そんなの全然平気だしなんなら支えるし。
むしろ、年を取ったら握力とか足の踏ん張りとか力がいろいろ落ちるから、こうなっちゃうんだな…と冷静に感じたのです。

そうか……無事でいられるように、なるべく筋力落とさないほうがいいな、とか。

年齢を重ねることは、生きている限り全員に平等に訪れること。
心の平穏のためにも、自分に訪れる変化に対して大げさに嘆いても仕方ない。
できることは、なるべく元気でいられるように対処法を検討するのみ。

私にも今90歳の方にも18歳の頃があったように、今18歳の方も40歳になり50歳になり60歳になる、ということ。

逆に若い方もね、自分の若さだけを武器にしないほうがいいですよ。
必ず自分が失うものをよりどころにするのは、しんどいですからね。

どんな年齢でも、ただそれを受け止めつつ、それに応じて元気で楽しくいられるようにしていきたい所存であります。

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