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細部に宿るサービス精神

社会人になってしばらく、わりときちんとした接客を求められる場所で働いていました。
その影響か、お客さんとしてサービスを受けるときでもサービスの質を自然と見てしまうことがあります。

ときどき、ちょっとしたことなんだけどハッとさせられるような、ちょっぴり感動するサービスに出会うときがあります。
マニュアルじゃなく、この人(たち)が考えてされているんだろうな、と感じる気遣いや工夫。

たとえば、ホテルでお茶をしていたとき。
カップの中をのぞいておかわりもらおうかな、と話してただけでコーヒーを注ぎに来てくれた、とか。

あと、お会計のときにもいろいろあります。
お釣りのお札を数えて広げて見せた後にビシッと丁寧に揃えてから渡してくれた、とか。(おかげで財布にとても入れやすい)

友だちとの食事でまとめてお会計した際、会話からお釣りを分けるのを察して100円を50円玉2枚で渡してくれた、とか。

パン屋さんでお会計済んだ後に品物をせっせとバッグにしまっていると、「ゆっくりどうぞ」と言いながら空いてるレジに移動して次のお客さんを受け入れてた、とか。
(スムーズだし荷物しまうの焦らなくていいしありがたい!)

他にもね、端数の3円おまけしてくれたとか、お弁当屋さんが大葉の天ぷらをおまけにつけてくれたとか、おまけ系も純粋に嬉しいですね。(しかも大葉が苦手じゃないかちゃんと確認してくれた)

人と人とのつながり。
というか、こうした他者への想像力が働く人たちに感動するんです。
それは、私のことを大切にしてくれた、という感覚なのかもしれない。

こうした場面に遭遇すると「おぉっ!!」と思って、自分がサービス業だったときを振り返る。
若かりし頃の自分、それなりに頑張れていたかな?

今の私はその他者への想像力を、子どものために活かしたいと、私なりに頑張ってアンテナ立てております。
ビンビン。

「神は細部に宿る」という言葉が好きなんです。
あらゆることに通ずる言葉だなって思って。
ちょっとした部分に違いが表れるのですよね。ほんと。

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